<なぜ旦那下げ>「旦那さんかっこいいね」は地雷? 容姿の褒め言葉をめぐるトラブルの種

何気ないつもりでかけた言葉が、相手には“困るひと言”になっていることがあるかもしれません。とくにママ友同士の会話は、距離感や受け取り方が人によって違うため、ちょっとした返答にモヤモヤすることもあるでしょう。
『旦那さんを下げる発言をする人がうざい。ママ友に「旦那さんかっこいいね」と言ったときに「そんなことないよ! もうおじさんだし」と言う人がいる。普通にかっこいいと思って言っているのだから、「ありがとう」と言えないの?』
投稿者さんは、素直に褒めたつもりだったのでしょう。しかしママたちからは、「その返しは普通では?」「むしろ“ありがとう”のほうが危険」という声が寄せられていました。
「身内を下げるのは失礼」という考え方
まず見られたのは、「素直に受け止めればいい」との声でした。
『たとえ身内でも、下げる発言はしないほうがいい。自分も旦那に言われていると思ったほうがいいよ』
たしかに家族を褒められたときに、わざわざ欠点をあげるような返しをされると、「そんなふうに言わなくても」と感じる人もいるでしょう。「そう、ラブラブなんだよね」と返されたほうが妻としては嬉しいものかもしれません。“身内下げ”に違和感を覚える人がいても不思議ではないでしょう。
“謙遜”してるだけかも
『世間話なら、謙遜するくらいが当たり障りない』
『10人に言ったら7人は謙遜するような話』
昔から、身内を外で立てすぎない文化があるとママたちは考えるようです。家族をベタ褒めするより、「そんなことないよ」と軽く下げるほうが、場が丸く収まると感じる人がいるのでしょう。
『「ありがとう!」と言ったら、「お世辞なのに本気にしている」と思う人もいるしね』
『謙遜が必要なときがある。投稿者さんはそうでなくても、ありがとうと言ったら「何様?」となる人もいる』
ママ友関係は、ちょっとしたひと言が後々まで尾を引くこともあります。だからこそ、「とりあえず下げておく」ことが無難だと考える人も少なくないようです。
反感を買いたくないから
ママたちから、「過去の経験から無難な返しを選んでいる」という声がありました。
『「ありがとう」とか言おうものなら、「素直に受け止めちゃって馬鹿みたい」とか陰で悪口のネタにされることもある』
『素直に返して反感を買う場合もあるだろうから、「もうおじさんだよ」みたいに軽く落とす』
とくにママ友関係は、近すぎず遠すぎずの絶妙な距離感で成り立っていることがあり、「自慢していると思われたくない」「空気を悪くしたくない」という防衛反応が働く人もいるのでしょう。つまり、“旦那下げ”というより、「波風を立てないための会話術」として身につけているママもいるのかもしれません。
そもそも人の旦那を容姿で褒めないほうがいい
一方で、そもそも投稿者さんの発言自体に違和感をもつ人も少なくありませんでした。
『人の旦那を「かっこいい」と言うママ友、要注意すぎる』
『うちの旦那を狙っているの? と深読みする人もいる』
もちろん、投稿者にそんな意図はないのでしょう。しかし、ママ友の旦那さんの容姿を褒めること自体を“距離が近すぎる”と感じる人もいます。とくにママ友関係では、相手との親密度や性格によって受け取り方が大きく変わるのかもしれません。
『どう返しても難しい話題なんだよね』
「ありがとう」と返しても、「そんなことないよ」と返しても、受け取る側によって評価が変わってしまう。だからこそ、ママたちは“無難な返答”を選ぶのでしょう。
「褒めること」が難しい時代?
今回のやり取りから見えてきたのは、「褒め言葉」ですら慎重に扱われる人間関係の難しさでした。素直に「かっこいいね」と言った側にも悪気はなく、「そんなことないよ」と返した側にも深い意味はなかったのかもしれません。
『そういう下げ発言を聞きたくないなら、素直に褒めないほうが無難かも』
『褒めるなら子どものことを』
ママ友関係のように距離感が曖昧なコミュニティでは、“褒める側”も“返す側”も、「どう受け取られるか」を無意識に気にしながら会話をしているのでしょう。だからこそ大切なのは、「自分にとって自然な返し」が、相手にとっても自然とは限らないと知ることなのかもしれませんよ。相手を褒めること自体は悪いことではありません。ただ、家族やパートナーの話題は距離感が難しいもの。相手の価値観を尊重しながら、ムリのない会話を心がけたいですね。
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