<義姉、全部タダでくれる?>今は距離を置く。遠くから幸せを願って…【第9話まんが:義姉の気持ち】
私はチアキ。苦渋の思いで「譲れない」と伝えたのは、ヒロユキくんへの嫌がらせではありません。両親がセナのために吟味してくれた大切な思い出の品々を、ヒロユキくんは「タダで手に入るもの」としか見ていないからです。さらに、事情を知らぬとはいえ、妹を否定するような無遠慮な発言まで繰り返すヒロユキくんに、私のなかで何かが切れました。自分の欲望のために私の家族を傷つけるヒロユキくんとは、もう以前のような関係には戻れません。大切な品と家族を守るため、私はヒロユキくんとの決別を決意しました。


私は義母の言葉を聞きながら、心のなかで静かに頷きました。お下がりを断ったのは、私がケチだからでも、ヒロユキくんを困らせたかったからでもありません。私にとって大切な家族の思い出や親の愛情を、まるで使い捨ての道具のように扱う無作法を許容できなかっただけなのです。

その夜、帰宅した夫とも話をしました。ヒロユキくんからしたら、私は冷たくて残酷な人なのかもしれません。しかし人から奪うことばかり考えていては、本当の幸せは掴めないと思うのです。「親戚という縁は切れないけれど、安易には踏み込ませない」。それが私なりの決断でした。

買い物袋を提げて歩くヒロユキくん夫婦の姿を見かけた私。迷いましたが、声をかけることはしませんでした。
家族の思い出や愛情が詰まったベビー用品たちへの無作法を許せなかった私は、ヒロユキくんとはこのまま一線を引いておきたかったのです。感謝も敬意もない相手とは、以前のような関係には戻れません。
親になる責任は、自分の手でひとつずつ準備をするなかで芽生えるもの。今はただ、ヒロユキくんが親としての自覚を持てるよう、遠くから願うばかりです。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび
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