<寄り添わない夫・離婚への猶予>両親と泣きながら実家へ…第一声「オレの朝飯は?」【第3話まんが】
私はキョウカ。作り置きおかずのことを夫に聞くと、「食べたよ」と悪びれない様子。「オレの金で買った食材なんだから」と言い放たれて唖然です。私の心が音を立てて崩れていくのを感じました。何もかも理解してくれない夫に絶望し、夜にもかかわらず息子を抱いて家を出ました。公園のベンチで途方に暮れながら、実家の母に電話をかけました。母の優しい言葉に涙が止まりません。言われるままに最低限の荷物をまとめ、いびきをかいて寝ている夫を残して家を出る決意をしました。
2時間ほど経つと、「家の前まで来たから出ておいで」と母からLINEが来ました。玄関のドアを開けると心配そうな両親が……。
その顔を見た瞬間、張り詰めていた何かがプツンと音を立てて切れ、またもや泣き出してしまいました。母は私と息子を優しく抱きしめます。父も心配そうな表情で見ています。
両親の優しい手で背中を押され、息子とともに車に乗りました。
父が運転する車の中で、私はことの経緯を話しました。「だから結婚に反対したじゃないか」と言われるかと思っていましたが、両親は何も言わず、ただ静かに耳を傾けてくれました。実家に到着し母の言葉に甘えて布団に入りましたが、これからのことを考えるとなかなか寝付けず、結局一睡もせず朝を迎えました。
朝夫が起きる時間になると、私のスマホがけたたましく鳴りました。画面には夫の名前が表示されています。仕方なく電話に出ると、夫の身勝手な第一声に、私の中で何かがすっと冷めていくのを感じました。これまで感じていた怒りや悲しみよりも、もっと深い失望感が広がっていきます。
私は「話がしたいなら直接来て」と言い、電話を切りました。
夜中に駆けつけてくれた両親の顔を見た瞬間、また泣いてしまいました。車中でこれまでの経緯を話すと、両親は何も責めずにただ聞いてくれました。
朝になると夫からの電話が。「オレの朝飯はどうするんだ!」という身勝手な第一声に、私の気持ちは冷えきっていきました。両親に夫が来ることを告げ、私の心も臨戦態勢に入ります。
不安とこれから向き合わなければならない現実への覚悟が、一気に胸に押し寄せるのを感じました。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・春野さくら 編集・海田あと
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