<隠す義母|16年目の記録>隠していたの?「実は20年以上」知らされた驚愕の事実【第3話まんが】
私(カナ)は夫のマサトと3人の子どもたち、ユウマ(中1)、レイ(小5)、タクト(小2)との5人家族です。共働きで目まぐるしい毎日ですが、夫が積極的に子どもたちのサポートをしてくれています。しかしある日、義母に大きな病気が見つかったという連絡が入りました。おそらく一人っ子の夫が動かないわけにはいかないでしょう。義実家とは近すぎず遠すぎずの気楽な付き合いでしたが、そうも言っていられなくなってしまうかもしれません。

義両親はそろってわが家へやってきました。深刻な話になりそうだったので私と夫は仕事を調整し、子どもたちが学校へ行っている間に話を聞きます。すると義母の病状をひととおり説明しおわった後、義両親は神妙な面持ちで……。
義父と義母はどちらが切り出そうかといったふうに、お互いに顔を見合わせました。そして驚くようなことを言い出します。「マサトには、兄が一人いるの」夫は一人っ子だと聞いていたのに!? 何とも言えない空気が漂います。
義母が何を言っているのか、すぐには理解できませんでした。結婚16年目にしてはじめて義兄の存在を打ち明けられて、さらにその人は20年以上家にいるって……? え……?
義母の病状はもちろん心配ですが、それ以上に義兄の存在を明かされた衝撃の方が大きくて、頭と心が現実に追いついてきませんでした。
まさか結婚してから今までずっと、義兄の存在を隠されていたなんて。しかも仕事もしないで家にいるって……社会に出るエネルギーを溜めているって……。それっていわゆる「引きこもり」っていうやつでは……? 私は激しく混乱してしまい、「ごめん」と頭を下げる夫の言葉すら耳に入ってこなかったのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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