<姉と妹の関係>姉妹のケンカは何か月も続くもの?大人になって距離感に迷ってしまう…

皆さんには女のきょうだいがいますか? きょうだいは一緒に育ち、同じ時間や空間を共有するだけに、仲良しになれることもあれば、激しくぶつかり合うこともありますね。ママスタコミュニティにこんな投稿が寄せられました。
『姉と妹で育った人に質問です。喧嘩して何か月も口きかなくなったことありますか?』
この投稿にママたちがさまざまな経験談を寄せてくれました。きょうだいといっても、とくに同性の場合は、ときに親友になることもあれば、ライバルになることもありそうです。そこにはひとりっ子や兄と弟にはない独特の距離感があるのかもしれません。
きょうだいで喧嘩するのは当たり前?
喧嘩をしたことのあるママたちからのコメントが届きました。女性のきょうだいは心理戦になりがちな模様です。
『冷戦みたいな感じになることはある』
『まさに今! 仕事が続いたこともないくせに偉そうだから』
『喧嘩はしてもそのとき(その日)で終わる。根にもって口きかないことはない』
「数時間後には仲直りする」という人もいれば「喧嘩をすると姉に見下されてイヤだから、姉が実家に行く日は避けている」というママも。喧嘩をいつまでも引きずるかどうかはその姉妹によってケースバイケースのようです。
なかには「子どもの頃には喧嘩をしたけれど、大人になってからは大の仲良し」という人もいます。喧嘩をしても後を引かず、喧嘩がかえって絆を強めることもあるようです。
喧嘩をきっかけに縁を切ったケース
一方で、長期間にわたって口をきかなくなる、あるいは最終的に縁切りしたという声も少なくありません。顔も体形もそっくりだけれど、とにかく性格が合わない! そう感じるきょうだいもいるようです。
『もう何年も喋っていない。2つ下の妹だけれど、連絡先も知らないし、住んでいる場所もわからない』
『妹が数か月単位で家族と口をきかないフキハラになる。私は家を出てから、一切の関わりを断った』
『独身時代は周りもうらやむほどの仲のいい姉妹だった。でもお互いに結婚後、姉の私は専業主婦、妹は二足のわらじと環境がガラリと変わった。子どもたちも同年代なので進学就職と、とにかく比較しては嫌味を言われて……。結局、疎遠に』
結婚や子育て、仕事など人生のステージが変わると、比較や嫉妬が生まれ、関係が壊れることもあるようです。「先に結婚したのが気に入らないらしく、もう5年も話してない」という声もあり、姉と妹だからこそ張り合ってしまう、そんな背景もみえてきます。
仲良し姉妹。理想的な関係を続けている人たちも
そもそも喧嘩したことがないとのコメントもありました。きょうだい仲を楽しむママたちです。
『ごく稀に喧嘩しても、すぐ仲直りしてきた。今でも仲がいい』
『喧嘩しても数時間後には仲直り。今は数か月に1回LINEで盛り上がっている』
『子どもの頃はよく喧嘩して、ひとりっ子がよかったと思ったこともあったけれど、大人になるとお姉ちゃんがいてよかったと思う』
「喧嘩をしてもどうやって仲直りしていたのか覚えてないくらい、数時間後には普通に話していた」と幼い日の思い出を語るママもいます。今でも服の貸し借りをする、理想的な関係を続けている人たちもいるようです。
適度な距離感を保つのが仲良くいられる秘訣
『実家にいるときは威圧的で近寄れない存在だったけれど、お互いに結婚して子どもができてからは悩みを相談し合って仲良くなった』
『子どもの頃はお互いにあまり関わりがなかったから、喧嘩もなかった。でもお互いに嫌いではない』
普段から連絡を取らないため、喧嘩にもならないというママもいました。連絡を取り合うのは「年賀状だけ」、「法要などで会っても挨拶程度」という関係のきょうだいもいるようです。このように「近すぎず遠すぎず」の関係は、お互いを尊重でき、いい関係を保つヒントにもなっているようです。
大人になってからの喧嘩は「距離を取る」ことで自分を守る、と考える人たちもいます。大切なのは「きょうだいは仲良くあるべき」と決めつけるのではなく、ムリのない関わり方を見つけることではないでしょうか。喧嘩するほど仲がいいきょうだいもいれば、離れて平和を保つきょうだいもいる。きょうだい関係は人の数だけあり、それぞれの形があるものです。
姉と妹といっても性格やライフスタイルは違います。ムリに仲良しでいようとせず「心地よい距離」を見つけることが、いい関係を築いていく秘訣ではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・すずらん イラスト・Ponko
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