<毒親、厳しさは愛情ゆえ?>「アドバイスは娘のため」厳しく育てる!【第4話まんが:毒母の気持ち】
わが家にはひとり娘のミヤコがいます。ミヤコには心の強い子に育ってほしいと思っていました。社会に出たら理不尽な目に遭うこともあれば、いわれのない批判を浴びることもあります。だから小さいころから親が鍛えるべき、というのが私たち夫婦の信念でした。それが愛情だったと信じていますし、私たちの子育てに間違いなんてあるはずがありません。けれど高校を卒業するとミヤコは就職して家を出ていき、ちっとも連絡をよこさなくなりました。

もっと冷酷に、調子に乗らないよう叩きのめさないと……。それがミヤコのためになると、私たちは信じていました。やがて家を出たミヤコが結婚すると言い出しました。私たちは両家の顔合わせに出席し、相手の両親と対面しました。

私たちはミヤコの出来の悪さや失敗談を次々と語りました。こういうときは自分の娘のことを下げておくのがマナーというものでしょう。けれど私たちの話を、相手の両親はまるで耳に入っていないかのように受け流しました。

私たち夫婦は信念を持ってミヤコを育ててきました。ときには強い言葉をかけることもありましたが、それはミヤコを思っていたからこそ。甘やかしたって絶対にミヤコのためにはなりません。
顔合わせの場でも、私たちがその厳しいスタンスを変えることはありませんでした。ただ相手の両親はこちらの話をよくわかっていないようで、ことごとく笑顔でスルーされました。きっとその程度の知性の人たちなのでしょう。
私は顔合わせの後、さっそく助言をしてやりました。ミヤコは黙って聞いていましたが、そのうち電話を切られてしまいました。相変わらず親不孝な娘だなと呆れています。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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