<毒親、厳しさは愛情ゆえ?>「もしや縁切られた?」義実家を選んだ娘【第5話まんが:毒母の気持ち】
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私にはひとり娘のミヤコがいます。心の強い子になってほしくて厳しく育てました。もっと冷酷に、調子に乗らないよう叩きのめさないと……。それが親の愛情だと私たち夫婦は信じていたのです。大人になったミヤコは家を出てろくに電話もよこさなくなりました。なんて親不孝な娘だろうと呆れています。やがて結婚したミヤコは妊娠し、そのタイミングで旦那のマサトくんの地元に引っ越しました。なのにそれから数週間、まったく連絡がなくて……?

電話には出ないしメッセージを送ってもスルーされ、私はマサトくんの実家に連絡することを思いつきます。義理の親から「里帰りしなさい」と言ってもらえばいいのです。しかしあちらの母親はそんな私の意図すら理解できないようでした。

結局ミヤコはそのままマサトくんの地元で出産を迎えたようです。赤ちゃんの写真と「無事生まれました」という一言だけが届きました。可愛いわね、とでも言ってほしいのでしょうか。いつものように私はあえて厳しい言葉を返します。

それからはミヤコに電話に出てもらえないどころか、私から送ったメッセージが既読にすらなりません。しかもマサトくんやその実家にも着信拒否されています。それでようやく私はミヤコから縁を切られたことに気付いたのです。
私たち夫婦がミヤコに厳しくしたのは愛情ゆえのことでした。けれどいつの間にかミヤコへの嫌味や暴言は、手段ではなく目的になっていました。正当な理由があると思い込んだ結果、どんどんエスカレートしていったのです。
ミヤコは私たちのことを見限って、マサトくんの親と暮らしていくことを選んだのでしょう。今さら弁明したくても伝える術すらありません。もう手遅れなのです……。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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