<みじめでケチな人種>まずは義両親に挨拶「すみません、離婚します」【第5話まんが:旦那の気持ち】
僕はコウタ(36)。妻のカナ(32)とユウスケ(5)との3人暮らしです。先日、ユウスケの誕生日のお祝いに、僕の両親がしゃぶしゃぶチェーン店でご馳走してくれました。しかし、一番安いコースだったり父の発言だったりが、カナを苛立たせたようです。「もう2度と関わりたくないから、今後は1人で行って」と両親との連絡をブロックしてしまいました。両親はユウスケを愛してくれていますし、どう説明しても両親を傷つけてしまう。悩んでいる最中、ユウスケが僕の両親を「ケチ」だと言ったことで僕の心は完全に折れてしまいました。
僕は、義両親を自宅まで送り届けました。「コウタくん、申し訳ない。どうしてあんなことを言うようになってしまったのだか……」謝る義父と、夕飯を用意してくれるという義母。僕は思い切って義両親に伝えたのです。「僕……離婚します!!」義父はカナに、義実家まで来るように連絡したのです。
カナにヒステリックなことを言われると思うと怖いですが、気持ちはすっきりしています。今までやりたいことがあればカナに責められて、意見を言えば却下されて、本当に苦しかった。結婚をする前から気の強い女性で、そんな僕にないところがすごいと思っていました。でも……こんなにも人を傷つける人だとは思わなかったのです。
僕は今までカナに対して自分の意見もまともに言えずにいました。
なにか言うと、倍の倍以上で返ってくるカナのヒステリーが怖かったから。
きちんと言い返していたらこうはならなかったかもしれない。
でも僕が言い返していたら、カナの方から離婚を言い出していたのかもしれないなとも思います。
カナは正論を言っているのかもしれませんが、そこに思いやりのかけらもなく、ユウスケもカナのようになってしまうのかと思うと絶望しかありません。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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