<息子のひと言にドキッ>便利な東京で見過ごしていた「もしも」のリスク!
私はユイ。東京で9歳の息子(ダイチ)を育てながら働くママです。昔から楽観的な性格で、「まぁなんとかなるでしょ」と思って生活しています。しかし、ある夜の息子の何気ないひと言が、そんな私を揺るがすきっかけになりました。その日の息子は、どこかいつもと様子が違っていて……。
いつものふざけた様子はまったくなく、今にも泣きそうな表情に私は驚きました。
「大丈夫だよ」そう息子に言ったものの、内心ドキッとしました。どんな状況でもポジティブな私ですが、その夜は、心の奥がざわっとしたんです。
こんなときは同じママに話すのが一番! そう思って、次の日さっそく他県に住む同僚たちに話を聞いてもらいました。しかし……。
「東京は便利だから大丈夫!」「東京に住んでいて贅沢だよ」そう言われてしまうと、それ以上なにも言えなくなってしまった私。でも、電車や電気、水道、ガス、通信……。もしそれらが一斉に止まったら? 仕事のオンライン会議を終えて、ふとそんな災害への不安に襲われました。
テレビでみた被災地の混乱や、SNSにあふれた買い占めの情報。電車が止まって歩いて帰った人の話や、スーパーから水や米が消えたというニュースもあって、なんとなく不安にはなっていたけれど、どこか他人事のように感じていました。でも今は、守るべき小さな命がいます。「まぁ大丈夫でしょ」では済ませられない! とはいえ、なにから対策をしたらいいのか……頭の中が大混乱です。そんななか息子はというと?
息子の何事もなかったような姿を見ているうちに、気づけばまたいつもどおりの日常に戻っていました。防災について少し調べたのはいいものの、今までと何も変わらない元の生活へ。きっとこの繰り返しなんだろうな。そう思っていた数日後──。
このままじゃダメ! 不安に思った私は「東京 地震 備え」など、色々と検索しました。そのとき目に入ったのが、TOKYO強靭化プロジェクトという言葉。関東大震災から100年の節目の目前である2022年、東京都が始めた取り組みとのこと。このTOKYO強靭化プロジェクトには私の知らない東京都がたくさん詰まっていたのです。
そこにあった「東京に迫る5つの危機」という見出しに、思わず目がとまり……。
今後30年以内に70%(※1)の確率で、南関東地域においてM7クラスの大きな地震が発生するとされ、電気、水道、ガス、通信などが使えなくなる可能性もあるのだそう。荒川が氾濫すれば、いわゆる江東5区などは低地なため大規模な浸水のリスクがあり、また、湾岸エリアでは、高潮も想定されているようです。しかも令和4年にTOKYO強靭化プロジェクトが小学生に行ったアンケートでは、避難場所を知らない小学生は約4割と判明! それを知り、息子と即行動を起こします。
ずっと私がそばにいるわけじゃないからこそ、子ども自身もちゃんと知らないといけないのです。私たち家族はTOKYO強靭化プロジェクトから、インフラ整備などの公助の取組と、都民一人ひとりが災害に備える自助・共助の取組を一体的に進めることが重要であると学びました。そこで、自分たちができる防災について話し合うことにしました。
防災は、ママひとりでがんばるものじゃない。家族みんなで、「うちはどうする?」を話してみることが、備えの第一歩。まずは東京都の「TOKYO強靭化プロジェクト」などで、災害リスクと備え方をチェックしてみませんか?
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