<過干渉かな?>大学生の息子と高校生の娘がいるママ。子どもたちのことが心配⇒根掘り葉掘りはNG?
子どもと一緒に生活をしていると、子どもの行動についてあれこれと聞いてしまうこともあるかもしれません。それは子どもが高校生や大学生になっても同じのようですね。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『大学生息子と高校生娘の母親です。最近私は過干渉な親なのか? と自問自答しています。例えば、大学生の息子が朝起きてこないと起こしに行く。夕飯の支度の都合上、帰宅時間やバイトの時間をLINEで聞く。就活の状況を突っ込んで聞いてしまう。高校生の娘には、友達関係でいろいろ口出ししてしまう。バイトを早くしてほしいので、情報を伝えてしまう。とにかく子どもたちのことが心配になり、1人でイライラしている状況です』
大学生と高校生の子どもがいる投稿者さんは、子どものことで世話をやくことが多いようです。親として心配な気持ちもありますが、一方では干渉しすぎるのではないかと感じているようですね。子どもももう大きいので、そっとしておいてもよいという考えもあるのでしょう。それでも干渉してしまう自分に対してイライラしている様子ですが、ほかのママたちも投稿者さんの気持ちは理解できるようですよ。
子どもにかまえる=幸せなのかも
『子どもが心配でいろいろと考えてしまうのはわかるよ。私は、あえて心配してない風を装っている』
『うちも大学生がいるけれど、朝起こしてと言われていたら起こす。スケジュールは家族で共有しつつ、夕飯いらない日は確認。何時に帰るかは、朝おおまかな時間を聞いている。一緒に暮らしているなら、これくらいは関わってもいいと思っている』
子どものことが心配で先に確認をしておきたいという気持ちは、ほかのママたちにもあるようです。でも、その気持ちを伝えることはなく、むしろ何も心配はしていないという雰囲気を出すこともあるそう。ママ自身の恥ずかしさや子どもの自主性を考えてのことかもしれませんね。でも、一緒に生活をする以上、自分の行動が家族にどのような影響を及ぼすのかを考える必要はあるでしょうから、ある程度子どもに聞いてもよいのかもしれません。どこまで聞くのかは、子どもの性格や親子の関係性によって異なるのでしょう。
『投稿者さんと同じで、大学生息子と高校生娘です。私も過干渉かも。自覚はないけれど。一緒にいてくれるうちは全力でウザい親でいたいと思ってしまうよ』
『一緒にいられる時間は限られているんだから、思い切り可愛がればいい。世話焼きといわれようがウザがられようが、死んだらもう会えないんだから』
子どものことが気になって心配してしまい、あれこれと聞けるのは今だけなのかもしれません。子どもが自立をして家を出れば、そこまでの干渉はできなくなってしまいますから、親として今を充実させるのも悪くないという考え方もありますね。
夕飯に関しては確認したい
『夕飯に関わることは、こちらの段取りもあるので仕方ないというか、必要な報連相だよね』
『私も一緒だわ。ただ、私は子どもが気になるから聞いているのではなく、ご飯がいるかいらないかを事前に教えてほしいだけなんだよね。友達と食べて帰るならいいけれど、同じ家で食べるならお金を出してわざわざお弁当などを買うのはもったいないと思うから』
夕飯は作る都合もあるので、家で食べるのかどうかは子どもに聞いてもよいのではないでしょうか。もし食べてくるならばその分を減らせますから、最初から人数分を作ることができます。逆に帰宅時間が遅いと食べて帰ってくると思うこともありますが、食べていないとなればわざわざ弁当を買ったり外食で済ますことになるかもしれません。事前に連絡があれば帰宅時間が遅くなっても夕飯を作っておけますから、家族での連絡は必要なことなのでしょう。
干渉するのは自分のため。子どもを信じてあげて!
『うちの父親みたい。とにかく「自分が」安心したくて根掘り葉掘り聞き出している。何もかもが自分の安心のためであって、子どものためにやっていることじゃないんだよね』
『子どものためというより、自分が安心したいから口を出しているように見える。もっと子どもたちを信頼してみたら?』
親として子どものことを心配するのは、ある意味当然のことなのかもしれません。でも、子どもの行動を把握したいというのは、親自身が安心したい気持ちがあるからとの指摘もあります。子どもの行動や考えていることを知ることで、子どもとの関係性を保てると感じることもあるのかもしれませんね。一方で、子どもからすれば、あれこれと聞かれることにうんざりしている可能性もあります。それは子どもの顔色や様子を見るとわかってくるでしょうから、もし嫌がっているようならば、口を出すのは控えたほうがよさそうですね。
過干渉かそうでないかは子どもが決めること
『子どもがありがとう! と思ってくれたら過干渉ではないだろうけれど、ウザいと思ったら過干渉なのかな。その判断をするのは子どもでは?』
親が子どもにどこまで関わるのかは、家族によって異なります。ボーダーラインは曖昧で、それを決めるのは子ども自身なのでしょう。子どもが親から聞かれるのがウザいと思ったらやめればいいですし、心配してくれてありがとうと思ってくれているならば、続けてもよさそうですね。子どもの様子を観察していくことも大切になってきそうです。
投稿者さんの子どもは高校生と大学生です。自主的に行動できる年齢ですから、子どもを信じて任せることも必要なのでしょう。そうすることで、子ども自身が将来の自立に向かって進んでいけるのではないでしょうか。
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文・こもも 編集・みやび イラスト・Ponko
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