<義姉、お下がりよこせ!>7歳の息子が問題を解決!?「ステキなお下がり」あげます【第5話まんが】
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私はミク。夫のユウゴ、息子のタクヤ(7歳)と3人で暮らしています。息子の呼び名は幼い頃から「たっくん」です。しかし義姉のハナミさんが、生まれたタイヨウくんのことを同じ「たっくん」と呼び始めました。しかも「赤ちゃんが優先なんだから、そっちの呼び名を変えろ」と言ってきたのです。あまりに理不尽だと感じ、私は怒りをおぼえました。しかしその会話を聞いていた息子が、数日後「たっくんの呼び名は赤ちゃんにあげる」と言い出して……!?



私がうなずくと、息子は嬉しそうに笑いました。別にハナミさんの言葉は関係なかったのでしょう。少し驚いたものの、成長を感じて私は納得したのでした。それからしばらく後。私たち家族はハナミさんとまた義実家で顔を合わせました。



お下がりをねだるハナミさんに、息子はもうあげたと言いました。「オレ、もうたっくんはいらないからさ。タイヨウくんにあげるよ。ねー、たっくん!」息子がタイヨウくんに向かって笑顔でそう言ったので、義両親は吹き出しました。


ハナミさんは真っ赤になって、「もう帰る!」と怒りながら義実家をあとにしました。義両親は大笑い。私も心が晴れやかになり、さまざまな面で息子の成長を実感しました。
あれ以来ハナミさんがお下がりをねだってくることはありません。さすがに7歳の子どもに「あげる」と言われて、自分のしていることが恥ずかしくなったでしょうか? 強引な態度が少しはあらたまるといいのですが……。
息子がタイヨウくんに託した「たっくん」という呼び名を、ハナミさんも大切にしてくれるといいなと願っています。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子
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