<イヤゲモノに悩む>義母からいらないものを受け取り続け20年。ついに我慢が爆発した結果…!
「イヤゲモノ」とは、もらっても嬉しくないお土産や贈りもののことを指します。お義母さんからもらう不要なものに悩まされるママもいるのではないでしょうか。
今回の投稿者さんは、結婚してから20年間、お義母さんからの「イヤゲモノ」を我慢してもらい続けた結果、心に深い傷を負ってしまったようです。投稿者さんによると、お義母さんからの「イヤゲモノ」は誰も食べない古いお菓子、スーパーの景品、旦那さんの学生時代の服など、どれも家に置いておくには困るものばかり。それでも「よかれと思ってくれている」と受け取り、笑顔で「ありがとうございます」とお礼を言いつつ、こっそり処分してきたそうです。そんななか、投稿者さんは同居の話を断ったようですが……。
『イヤゲモノを受け取ってきた結果……。「本当の娘だと思って、いろいろなものをあげて世話してきたのに、一緒に住んでくれないのね」と言われました。その上、旦那に「君って冷たいね」と。このようなことなら「いらない」と言えばよかった。意を決して「あなたもゴミだってわかっていたよね?」と聞いたら、旦那はギョッとした顔をしていました』
優しくするだけ損だったのか、と投稿者さんは後悔します。投稿者さんの物語と、寄せられた声をもとに、「イヤゲモノ」と向き合う難しさや家族の関係性について考えます。
義母からのイヤゲモノ、優しさが仇に
この投稿に、ママたちから体験談を含めたさまざまなコメントが寄せられました。優しく受け取ることで、かえってママの負担を増やしてしまうケースは少なくないようです。
『感謝すべきは義母のほう。うちにも義母が粗品のコップや使わない布団、中古家電を渡してきて、収納スペースを圧迫している』
『受け取り続けたから、相手も「いるものだ」と思ったのでは? 私は「いらない」とハッキリ言う。それで今は義母と絶縁中ですけれど、嫌味や嫌がらせばかりだったから清々している』
投稿者さんは、こうした声に答える形で、さらに詳しい状況を明かします。「旦那の親だと思って我慢してきました。子どもが小さい頃は、毎週のように顔を出せと言われて、正直イヤでしたが従いました。子どもはもっと他に行きたい場所があったと思います」とのこと。「遊びに来い=世話してやった」と考えるお義母さんの価値観や、優しい投稿者さんが背負ってきた負担に、胸を痛めるママもいました。
イヤゲモノ関係なく、義母との同居は絶対にイヤ
投稿者さんの悩みは、「イヤゲモノ」だけでなく、お義母さんが求める「同居」にまでおよびます。お義母さんの「本当の娘だと思って世話してきたのに」という言葉には、同居を期待する思惑が隠れているようです。
『時間かけて同居の布石を敷いていたなら、義母もなかなか性格がひねくれているね』
『「本当の娘みたいに」なんて、困る以外の何ものでもない。波風立たないように言いたいことを飲み込んできたのに、これですか! 家族と同居したいなら、かわいい息子と暮らせばいい。私は血の繋がりがないのでごめんなさいね』
投稿者さんも、お義母さんの態度に苛立ちを隠せません。「嫌いでも相手の親の悪口は言ってはいけない、と思っていたから言わなかっただけ。男はハッキリ言わなければわからないのですね」と旦那さんの態度にも納得していない様子です。同居を巡る問題は、お義母さんとの関係だけでなく、夫婦のコミュニケーションにも影響を与えています。投稿者さんの我慢が、かえって誤解を生む結果になったようです。
いい嫁20年、卒業のときを迎えました
ママたちは、投稿者さんに「いい嫁」を卒業することを勧めます。20年間の我慢は、彼女にとって大きな負担だったのです。
『これからは全部、旦那に対応してもらいましょう。同居したくない嫁は嫌われるけれど、「私は冷たい嫁です!」でいい』
『私は義母にいいように使われ、過労で強制入院になりましたが、旦那にいたっては「わが家に嫁姑問題はない」と本気で思っていた。退院後に「命も危ういし、いい嫁はやめます」と宣言して、ハッキリ言うようになりました。旦那は呆然、義母は発狂しましたが、それくらいしないと誰もわからない』
投稿者さんはお義母さんと旦那さんに「断れない性格」だと思われているのではないでしょうか。「察して」では伝わりません。ハッキリと同居はムリと言わない、と投稿者さんの思いが届かないのでしょう。
いい嫁大爆発の結果…
投稿者さんはついに自分の気持ちを爆発させ、旦那さんにイヤだったことを話したようです。言葉を選んで話しても伝わらず、「俺の親だから優しくしていたことの何が悪いの? 頑張って同居してみるってことでいいのかな?」と真逆のことを言われたそう。そこで泣きながら20年分の恨み辛みを話したそう。すると旦那は呆然としたり、不機嫌になったりを繰り返し……。旦那さんからの弁明は、投稿者さんをさらに複雑な気持ちにさせました。
『旦那も義母も本当の親子のように仲よくやっていると思っていたらしいです。義母は照れくさくて「してやった」と言ったけれど、本当は優しい嫁が嬉しくて、親戚に「あの子なら一緒に暮らせる」と話していたそうです』
さらにお義母さんの健康問題が明らかになり、事態はより複雑になりました。旦那さんがある頼みごとをしてきたそうです。
『「同居できない理由は俺が話すから、慕っているフリをし続けてくれないか」、と旦那に言われました。20年も密接なつき合いをしてしまったら、もう逃げられないですね』
安易に我慢を選んだ自分に泣けてくる、と投稿者さん。でも最終的には、同居は回避できたそう。お義母さんの老後は施設に入ってもらう方向で考えているとのこと。旦那さんも行けるときは行くけれど、平日は投稿者さんが動く。そのような話でまとまりお義母さんとも話すようです。
我慢せず本音を伝えて、夫婦で話し合いを
投稿者さんの20年間は、「いい嫁」としての我慢の積み重ねでした。イヤゲモノを受け取り、お義母さんの要求に応え続けた優しさが、かえって彼女を苦しめる結果に。でもきちんと「イヤだった」と声をあげたことで、少しずつ自分の気持ちを優先する道が見えてきました。正直に気持ちを伝え夫婦での話し合いを経て、現実的な解決策を模索する姿勢は、投稿者さんの未来を切り開く一歩になるかもしれません。
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