<義母、実家を差別?>配慮足りず…事情を伝えて謝罪。優しい嫁に感謝【第6話まんが:義母の気持ち】
前回からの続き。私(義母)は夫と2人暮らし。息子のケンイチはマユミさんと、娘のユカはタカヒロさんと、それぞれ結婚して子どもも生まれ幸せに暮らしています。タカヒロさんのご実家は会社を経営しており、いつも高級な贈り物が届けられます。しかし私は過剰に気を遣いすぎていたのかもしれません。マユミさんのご実家とのお中元のやりとりを断る一方、タカヒロさんのご実家から送られてきたお中元は褒め称えて……。そんな対応の差が、マユミさんを傷つけてしまいました。

どんな事情があっても、マユミさんやご両親を傷つけていい理由なんてありません。私が心から謝るとマユミさんは理解してくれました。この優しさや居心地の良さに私が甘えてしまっていたことが問題だったのかもしれません。
その後もタカヒロさんのご実家からは、高級な季節の贈り物が届きます。届くたびに私は先方にお礼の連絡を入れたり、お返しに頭を悩ませたりしています。気を遣って疲れるのは相変わらずですが、これも親戚付き合いのうち……。
マユミさんは私の事情を理解してくれました。こういう優しいところに、私は無意識に甘えていたんだとあらためて気づかされました。
あれからもタカヒロさんのご実家との季節の贈り物のやりとりは変わらず続いています。ただ私はマユミさんの前でタカヒロさんやご実家を過剰に持ちあげる言動は控え、不快な思いをさせないように努めています。タカヒロさんの実家に気を遣うなら、それ以上の気持ちでマユミさんへの配慮を忘れないようにしなければいけないのです。
子どもが結婚したことで気を遣う相手が増え、正直大変だな……と思うこともあります。ただ子どもたちが幸せであることがいちばんです。それぞれの配偶者への気遣いを忘れずに、これからも過ごしていきたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子
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