<JKを守れ!>DVとか借金苦の可能性は?親友に反対され目が覚めた…【第5話まんが:姪の気持ち】
前回からの続き。私は高校1年生のココネです。両親は私がまだ小さいころに離婚したらしく、私にはお父さんの記憶がありません。お母さんにも聞ける雰囲気ではありませんでした。ただ成長するにつれて私は「お父さんのことを知りたい」と強く思うようになったのです。私にだって自分のルーツを知る権利があるはず。周りが誰も教えてくれないなら自分で探して会いに行きます! 親友にも相談してみようと思い、学校帰りにファストフード店に誘いました。

幼い頃に別れたきり一度も会っていないお父さん。こんなに大きくなりました、と会って直接伝えたいです。きっと父と娘の感動の再会になるはず……! しかし私がその計画を伝えると、親友はなぜか慌てて止めようとしてきます。
「離婚の理由を教えてくれないのは、ココネに言えないようなことだからでしょ」親友の発言に私は言葉を失い、黙り込んでしまいました。私は「お父さん」という存在に夢を見すぎていたの? トラブルの可能性なんて考えてもいませんでした。
親友の言葉は、考えもしなかった別の視点を持たせてくれました。もし会ってみて想像していたようなお父さんじゃなかったら? 再会したことでトラブルになってしまったら? 私はいつの間にか、頭のなかに勝手に「理想のお父さん」を作りあげてしまっていたのかもしれません。
いつだってお母さんは私のことを思っていてくれました。祖父母もオバちゃんもミヤさんも、ずっと可愛がってくれました。その愛情をたくさん受けて、私はこれまで育ってきたのです。
もしお父さんのことを知らせたくないという気持ちに、私を守りたいという理由があるのだとしたら……。私は軽はずみにとんでもない行動を起こそうとしていたのかもしれません。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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