<手作りご飯は不要?>手作りご飯が恋しくなった夫。配慮と感謝の気持ちは忘れちゃダメ【後編まんが】
前回からの続き。私(ユミコ、40代)は夫(シンジ、40代)と中3の息子(ダイ)との3人暮らし。夫婦ともに正社員のフルタイム勤務です。私が料理好きなこともあり、食事は私が用意しています。残業で私の帰りが遅くなることもあるため、週末とリモートワークの日に2日分の晩ご飯を作ることが多いです。忙しい日々のなかでも、家族の健康を考えて作っているのに、夫と息子は私の料理には手をつけず、カップ麺を食べたり、外食したりするようになりました。まるで私が手料理を押しつけているかのように言う夫に、猛烈に腹が立っています。
夫は大人だから正直どうでもいいけど、育ち盛りの息子にカップ麺が続くのは困ります。私は息子を呼び出し、食事について話をしました。
どうやら夫はカップ麺やコンビニ飯に飽きてきたようです。さらに最近は太ってきて体調を崩しやすくなったと言います。しかし謝ってくるわけではないので、私はそっけない返事を続けていました。
するとある晩、夫がめずらしくキッチンに立ち、カレーを作っていたのです。
私は「いらない。そんな気分じゃない」と言ってやると、少し不服そうにしています。
夫は「あっ」という表情をして、すぐにバツの悪そうな顔になりました。
夫が私の手料理を軽く扱い、放置したことを反省したのが伝わってきました。外食やカップ麵にしたいとき、夫や息子は前もって私に相談するようになっています。私にとっては意外な進展でした。これまで、夫が晩ご飯に対する配慮や感謝が欠けていたのが問題だったと思っています。今は夫や息子の気分に振り回されることがなくなったのです。
相変わらず私が食事を作ることが多いですが、夫がご飯作りに感謝の気持ちを持つようになったのが1番嬉しい変化です。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか
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