<学校、行けない…>厳しい父がキライ!なのに気づけば父そっくりで…?【第4話まんが:夫の気持ち】
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前回からの続き。俺はイツキ。娘のアミカは低学年のころから登校できる日にムラがあるため、無理をしてでも学校に行くよう厳しくしていた。そんなある日、登校渋りを巡り妻と言い争いになったため、近居の実家にしばらく帰ることにした。しかし、事情を知った母に連れられ、自宅に戻って話し合うことになった。母は俺が小学生のころに登校渋りをしていて、亡き父に厳しく叱られていたことを妻とアミカに話した。事情を聞いたアミカがなにを言うのかと思いきや、誰も責めようとせずそれぞれに優しい言葉をかけてくれた。
かつての怖かった父そっくりな男になっていることにゾッとしていた。しかし、俺とアミカの決定的な違いといえば……。
俺は「こんな幼稚な嫉妬でアミカにつらく当たって、父親失格だ……ごめんなアミカ」と、涙ながらに謝罪した。俺ははじめて自分の内面を家族の前でさらけ出した。
アミカへの仕打ちはなかったことにはならないけれど、妻はもう一度だけ信じると言ってくれた。「これから良い父親になりたいけど、自分の父親しか知らないからアミカとどう接したらいいのかわからない」と妻に正直に打ち明けたところ……。
アミカに自分の暴言について謝罪はしたけれど、アミカは最後まで俺を責めることをしなかった。それどころか、「お父さんもつらかったんだよね」と言葉をかけてくれた。
妻から離婚も視野に入れている話もされ、真っ青になったが同じ間違いを繰り返さないように気持ちを改めたいと思う。
これからは、子どものころの自分が父からどんな風に寄り添ってもらいたかったか想像しながら、アミカの気持ちを受け止める姿勢を大切にしていきたい。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・カヲルーン 編集・横内みか