<思春期のスキンケア>ニキビが気になる小学生向け・顔の洗い方とジェルミルクの適切な使い方
前回からの続き。小学校高学年ごろになると、肌の水分量と皮脂量のバランスが崩れてしまいニキビができることもあるでしょう。ニキビが気になって触ってしまったり潰してしまったりして、なかなか治らない場合も少なくありません。それにニキビができると、気持ちが落ち込んでしまうことも。たった1つでも子どもの心に影響を与えるニキビを防ぐため、ファンケルの化粧品商品企画部 商品企画第1グループ 係長 中川あゆさんに、顔の洗い方と保湿の方法を教えていただきます。
泡タイプの洗顔料を使った顔の洗い方
――スキンケア商品の効果を最大限に得るためには、使い方がとても重要になりそうですね。まずは洗顔料の使い方を教えていただけますでしょうか。
中川あゆさん(以下、中川さん):ファンケルのクリアアップシリーズは、小学校高学年のお子さんが自分で使えるスキンケア商品になっています。しかし、高学年でもスキンケアをはじめたばかりのお子さんの場合、最初のうちに親御さんが使い方をサポートし、お子さんの肌の調子をみながら使用していただくことをおすすめしています。
クリアアップ 泡洗顔料(以下、洗顔料)は、2プッシュを手に取ったら、肌を包み込むようにして洗っていきます。このときに肌をゴシゴシこすると肌を傷めてしまうので優しく洗ってください。あごの下や髪の毛の生え際は泡が残りやすいので注意が必要ですね。また思いの外忘れてしまうのが、眉間です。眉頭に泡が残っていることもありますから、眉毛の間もきちんとすすいでください。泡がなくなったと感じた後、もう1回、2回ほどすすぐと泡はきれいに流れています。その後清潔なタオルで優しく包み込むようにして水分を拭き取ります。タオルでゴシゴシこするのは、摩擦により肌を痛めてしまうのでNGですね。
――洗顔に適切な回数はあるのでしょうか?
中川さん:肌の状態は人それぞれですから、それに合わせて使用回数を調整していくことが大切です。もし今、洗顔料を使うのが朝晩のどちらかであれば、そのままのタイミングで使っていただき、肌に問題がなければ朝晩の2回にしていくとよいと思います。
――気温が高い季節だと、汗をかいて肌のベタつきを感じることもあると思います。その場合は1日に3回、4回と洗ってもいいのでしょうか?
中川さん:1日に3回、4回と洗顔料を使用して洗顔すると、肌への負担が大きくなってしまいます。子どもは大人よりも水分や皮脂量が少ないので、洗顔の回数が多くなると肌の状態が悪くなる場合もあります。そのためファンケルのクリアアップ 泡洗顔料の場合、1日に2回までと推奨しています。どうしても汚れが気になったら、それ以上はぬるま湯や水で洗うといいですね。
洗顔後のジェルミルクの使い方
――洗顔後のクリアアップ ジェルミルク(以下、ジェル)の使い方はいかがでしょう。
中川さん:洗顔後はそのままにせず、しっかりと保湿をすることで、健やかな肌を保つことができますので、ぜひ、洗顔後に保湿をしていただきたいです。ジェルの使い方は、手のひらに2〜3プッシュ分を出して、顔の内側から外側に向かって滑らせるようにしてつけていきます。できれば薬指と中指の腹を使って優しくつけていただくこと、また、コットンは使用せず、自分の手で肌状態を確認しながらつけることをお勧めしています。ローションタイプは指の間から流れ落ちてしまいがちですが、ジェルタイプはそうなりにくいため、お子さんでも使いやすいと思います。
――ジェルをつける際、注意することはありますか?
中川さん:顔の中で小鼻は塗り忘れがちな部位なので、意識してつけていただければと思います。また洗顔後に限らず、カサついていると感じたら、積極的に保湿ケアとしてお使いいただきたいです。
――このような症状が出たら使用をやめてほしいという症状はありますか?
中川さん:もしかゆみや赤みが出てしまったら、使用を中止して様子をみたり、皮膚科医の診察を受けていただきたいです。ファンケルにも美容相談室という相談窓口があるので、問い合わせていただくこともできます。またもし肌に合わない場合は、使用されたアイテムでも返品が可能ですので、気軽にご相談いただければと思います。
※クリアアップシリーズは返品の対象になっていますが、商品によっては返品ができない場合もあります
編集後記
どんなに素晴らしいスキンケアアイテムでも、適切な使い方をしないと効果は半減してしまうもの。肌の状態をよくしたいと思うと過剰に使ってしまうこともあるかもしれませんが、それは逆効果になるようですね。使用頻度などの使用方法を守ってスキンケアをしていきましょう。
取材、文・川崎さちえ 編集・ここのえ イラスト・Ponko