<思わぬ成長にガッカリ!?>ネットスラング連発する娘。受け入れたら仲良くなれる?【第2話まんが】
前回からの続き。私はエナミ。夫のコウスケ、娘のカレンと3人で暮らしています。幼稚園の頃には、仲の良いお友だちと一緒になってプリンセスにハマっていたカレン。言葉遣いも大人顔負けなほどに丁寧だったのです。しかし小学校の高学年にもなると、プリンセスからは興味が離れ、言葉遣いも以前とは違うものに。私としてはこの変化についていけず、プリンセス時代が懐かしいというか恋しいです。しかし目の前のカレンを受け入れることが大切なのもわかってはいるつもりです……。
ぶつくさ言いながらも言われたとおり宿題をはじめる様子は、まだ素直さが残っているのが見てとれます。私はそんなカレンの様子を横目で見ていました。すると……。
またもやモヤモヤ感を覚えましたが、私は思い直しました。(でもこういうカレンだって大好きなんだから受け入れなきゃ! そうだ、私もカレンと同じように「草」って連発してみたらいいんじゃない? そしたらカレンの気持ちもわかるかもしれないし、カレンともっと仲良くなれるかも……!)
私がさっき覚えたばかりの言葉を懸命に使っていると、カレンが「あのさあ」と声をかけてきました。「……ママ、無理して私たちの言葉を使わなくていいと思うよ」
「ママはもうオバサンなんだからさ、無理して若者言葉を使わなくて大丈夫だって」
カレンにハッキリと「オバサン」と言われたこと、そして「無理してる」と指摘されたことで、私は恥ずかしくなってしまいました。顔がカァ~ッと真っ赤になるのが感じられます。
幼稚園の頃とはすっかり言葉遣いが変わってしまったカレン。最近では「草、草」とネットスラングも頻発しています。しかし私はそんなカレンの気持ちを受け入れるため、カレンの口調を真似してみることにしました。
ところが私が「草」と言った瞬間……カレンは呆気にとられたような顔を。そしてあげくの果てには、「オバサンなんだから無理しなくていいよ」とまで言われてしまったのです。
私はただカレンを理解して仲良くしたかっただけなのに。なんだかショックです。
原案・編集部 脚本・motte 作画・春野さくら 編集・塚田萌