子どもの「車内熱中症」には要注意!「チャイルドシート」の暑さ対策とは
夏は屋外や屋内の暑さも気になりますが、特にこたえるのが、車の中の温度。ドアを開けるとムワッと立ち昇る熱気や、やけどしそうに熱い座席のシート……。車を出すたびにげんなりしてしまいますよね。大人ですらつらい車内の暑さ、チャイルドシートに乗るお子さんたちのことは、なおさら心配になります。
特に子どもは体温調節機能が未熟で、大人よりも熱中症になりやすいそう。そんなときに、筆者が実践しているチャイルドシートの暑さ対策をお伝えします。
バスタオルとチャイルドシートカバーで暑さ軽減
まず筆者が愛用しているのは、チャイルドシートカバー。「これだけで効果あるの!?」と最初は半信半疑でしたが、使用してみるとかなりの優れものでした! 座面の温度が上がりにくく、さらに、バックルの金属部分の熱さも全く違います。筆者は裏ワザとして、チャイルドシートにバスタオルをかけてから、このカバーを着けていますが、こうするとさらに熱くなりにくいように感じます。
保冷剤を入れて涼しく快適に! 保冷シート。
内側に凍らせた保冷ゲルのパックを入れて使う保冷シート。熱くなったチャイルドシートの上に装着すれば、すぐに涼しくなります。保冷ゲルは凍らせてもカチカチにならず柔らかで、つけ心地もいいです。冬には温めて保温シートとして使用もできますよ。ママとしては嬉しい商品です。
吸盤よりフックタイプがおすすめ! 車用カーテン。
やはりあると便利なのが車用カーテン。遮光が出来るものや、ほどほどに日光を遮るものまでいろいろと種類があります。筆者は遮光がしっかりしているものを使っています。車を出た後にカーテンを閉めておくと、チャイルドシートへの日光の直射を防ぐことができ、熱くなりにくいです。また、子どもが寝てしまった時も、サッとカーテンを引いてあげれば安眠させてあげられますね。
さらに、車内で子どもを着替えさせたりするときも、カーテンを閉めると外からの視線を気にせずに済みます。おすすめなのは窓につける吸盤タイプでなく、フックを取り付けできるタイプ。窓も開閉できますし、吸盤のようにすぐに外れてしまうこともありませんよ。
子どもは汗をたくさんかきますよね。チャイルドシートの暑さ対策をしっかりしておくと、この時期気になるあせも対策にもつながります。バスタオルにカバー、そして保冷シートにカーテン。筆者はこの組み合わせを実践していますが、そのほかにも暑さ対策の便利グッズはたくさんあるかと思います。みなさん自身が「いいな」と思ったものを上手に取り入れて、暑さを乗り切っていきましょう。こまめな水分補給も忘れずに!
文・編集部 イラスト・んぎまむ