<流れるプールで溺れ>7歳息子が見えず……泳げるはずなのに【第6話まんが】#ヒヤッとした夏の事故
前回からの続き。太陽が照りつけるなか、大人も子どもも開放的な気分になる夏。夏休みをプールや海など水辺で過ごされる方は多いのではないかと思います。そんなとき、気を付けたいのが水の事故ですよね。ほかにも夏のレジャーでは、熱中症や交通事故など心配事は尽きません。もちろん安全に気を付けてはいても、ときにちょっとした気の緩みが取返しのつかない事態を招くことも……。そんな「あわや!」を体験したママたちのエピソードを紹介します。
先日、7歳のトウマと旦那と私でプールに行ったときのこと。
流れるプールで、親子3人で鬼ごっこをしていました。私が鬼で、旦那とトウマが逃げる役です。
トウマは水泳を習っており、泳ぎに自信があります。私たちはトウマが潜ったところまで目視できていました。だから多少離れても大丈夫だと思っていたのです。
流れるプールなのでトウマの泳ぎのスピードと同じスピードで浮き輪ボートが流れます。つまり、トウマはボートの下に閉じ込められた形になったのです。浮き輪ボートに乗っている人はトウマに気づいていませんでした。
トウマはいざ潜ってみると、いくら泳いでも浮き輪ボートが頭の上にある! という状態に焦ったようで……。
旦那がトウマに気がついたときには、トウマは水から出られなくなり、息が苦しくなってバタバタと水の中で暴れている状態でした……。浮き輪ボートの横へそれれば水の上へ行けたけれど、焦るトウマにはその判断ができなかったようです。
泳ぎが得意だと思っていても、まだ7歳。どんな危険があるのか、どんな対処をすれば良いか、まだ判断がつかないということを私たちも学びました。
「泳ぎが得意だから大丈夫だろう」と思っていても、まだまだ判断力が低い子ども。本人が嫌がっても、もう少し距離を詰めれば良かったと後悔しています。
私と子どもの2人だけだったら、助けが間に合わなかったかもしれません。旦那が私とトウマの中間にいて、素早くトウマを見つけ出して本当に良かった。このことをきっかけにプールでの鬼ごっこは、私と旦那のどちらかが必ずトウマのすぐ近くにいるようにしました。トウマも「もっと離れて」とはあまり言わなくなったように感じます。
原案・編集部 脚本 物江窓香 作画・んぎまむ 編集・編集部