<イジワル義母とドン感夫>イジワル?俺たちの立派な母が?信じられない【第6話まんが:夫の気持ち】
前回からの続き。俺はトモヒコ42歳、会社員。妻のホズミ、中3の長女、中1の長男の4人家族。どこにでもあるような、平凡だが幸せな家庭だ。だけど1つ問題がある。それは俺の母親と妻のホズミの仲が悪いという点だ。俺が妻よりも母親の気持ちを優先していると、ホズミは腹を立てて家を出ていってしまった。どうしたものかと困り果てる俺の頭に、過去の出来事が浮かんでくる。かつて俺たち夫婦と母さんは同居をしていた。しかし、母さんとの相性が悪く、ホズミのメンタルがボロボロになってしまい、同居を解消した経緯がある。
自分の部屋にいると思っていた娘のユウカが背後から現れて驚いた。
「お父さんはさ、もっとお母さんのこと大切にするべきだと思う」とユウカが俺に言うのだった。
大人の話に子どもが口出しするなと言うと……。
「お父さんがわかってないから、口を出したくなくても出してるの!」とユウカは怒っているようだった。
「お寿司屋さんでおばあちゃん、お母さんに意地悪なことしてたよ。今日だけじゃなくて、いつもしてる。お父さんはもっとお母さんをかばってあげなきゃ」
そう言われるまで、母さんがホズミに意地悪しているなんて感じたことがなかった。
ユウカの言葉がグサグサと胸に突き刺さる。俺は母さんは立派な人だと思い込んで、嫌な面を見ようとしていなかったのか?
ホズミが家を出ていったあと、俺は落胆しつつ過去のことを振り返っていた。
俺たち夫婦は母さんと同居していたけど、ホズミの調子が悪くなったことが原因で同居を解消したこと。
それ以来、母さんとは10年以上、月に1、2回会う付き合いにしていることなど。
そんなことを考えているときに、娘のユウカがリビングへやってきた。
ホズミが怒って出ていったことを察しているようだ。
「おばあちゃんは意地悪で、お母さんはよく耐えている」
とユウカは言う。
俺は母さんを大切にするあまり、ホズミをないがしろにしていたのだろうか?
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ササミネ 作画・よしはな 編集・石井弥沙