<失敗が怖い!>姉のせいで私立NG?「絶対失敗できない」心が苦しい【第3話まんが:次女の気持ち】
前回からの続き。私は中3のホノカです。両親と、ひとつ上の姉キョウカと暮らしています。姉はこの春、高校受験に失敗して私立B高校へ入学しました。姉自身は高校生活を満喫していて、今は落ちたことなど全く気にしていないようですが……。今年度は私が受験生。姉の失敗を思い出すと自分の胸がざわつき、気持ちが不安定になってしまうのです。頑張らなくちゃいけないのに、こんな自分が本当につらいです。あれは姉が落ちた合格発表の日のこと……。
その夜、私はリビングでの両親の話し合いを聞いてしまったのです。「ホノカには絶対に公立に行ってもらわないと」「ふたりとも私立だと困る」いきなり自分の名前が出てきてびっくりしてしまいました。プレッシャーで心臓がバクバクしてきます。
授業を受けていると「どうしよう」とパニックになって、ときには身体が震えてしまうことも。そのうち不安で涙が溢れるようになってきて……。心配した友達が保健室に連れていってくれるようになり、そのまま保健室で過ごす日が増えました。
私は高校受験が心配なこと、「失敗できない」と考えると不安で怖くなってしまうことを打ち明けました。こんなことくらいで気持ちが押しつぶされそうになってしまう私は、弱いのかもしれません。けれどスクールカウンセラーさんはうなずきながら優しく話を聞いてくれました。全部話し終わると、涙がポロポロ出ました。「今のお話、担任の先生や親御さんに伝えてもいい?」と言われたので承諾しました。
家族にも絶対話せないと思っていたけれど、聞いてもらうことで少し気持ちが軽くなったような気がします。学校から帰ったら、勇気を出して家でも話そうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子