<どアップに失笑!?>結婚式のラブラブ想い出ムービーは……【第15話まんが】#私のトホホな結婚式
前回からの続き。「結婚」にまつわる思い出はありますか? 人生の伴侶を決める「結婚」という瞬間は、一生にそう何度も訪れることはないでしょう。今回はそんな「結婚式」にまつわる物語。ママスタコミュニティに集まった、ママたちの体験談をオムニバス形式でお届けします。
私(ミサ)は、10年前にコウタと結婚しました。優しいコウタと、8才の息子ユウキと3人で暮らしています。ある日、ユウキが1枚のDVDを見つけました。それは私たちの結婚式で流した想い出のDVDでした。実はこのDVDこそ、私たちの「トホホ」なのです。
当時の私たちは結婚式をウェディング専門の会場でおこなうことにしました。コウタと一緒に衣装を決めたり、招待状の手配や食事決め、披露宴のプログラム、ペーパーアイテムを手作りしたりと、忙しく準備を進めていました。その中で、披露宴で流す想い出の映像を、会場のオプションで作成してもらうことになっていました。
そうなのです。付き合っているときは浮かれていて、2人のアップのツーショットばかりを撮っていました。あまりにしつこい2人のアップの連発に、当時の会場も「感動」というよりも「失笑」に変わっていったことを覚えています。
ユウキのツッコミは、おそらく当時結婚式の出席者が全員思ったことでしょう。素直にそう思いました。
写真を選んでいるときは有頂天で、そこまで気が回りませんでした。改めて映像を見直したときに、私も「もっと引きの写真があった方が良かった」と思ったのです。
けれどユウキはDVDを見終わったあとに「でもパパとママ、笑ってる写真がたくさんあって、いいね!」と言ってくれました。2人のアップの写真ばかりだったけど、今も幸せに暮らせていることを思えば、このDVDもまたいい想い出なのかなと思っています。
原案・編集部 脚本 渡辺多絵 作画・Ponko 編集・横内みか