2024/03/24

＜動画配信者の高校生＞すでに高収入があり大学には進学しないと言う。親としてすごく心配！

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お金を稼ぐ方法が多様化している今、動画を配信することで収入を得られる仕組みができています。そしてお金を稼ぐのに年齢も関係なくなっていますね。ママスタコミュニティのあるママの息子さんも動画配信でお金を稼いでいるようですが、親として心配事もあるようです。

『高2息子がゲームの配信をしているうちにファンがつき、月100万円以上稼いでいます（税理士さんにお願いしています）。旦那は好きに生きたらよいという感じですが、私は長く続くかわからないので動画配信だけで生活するのはやめて欲しい。せめて大学には行って欲しいと言っていますが、息子はゲーム配信だけではなく開発者としてもやっていきたいと。実際にゲームを作ってダウンロード数もよかったそうです。息子からは「大学行くのは本当に必要なのかな？　学歴がよくても希望の仕事に就けないことがほとんどだし、やりたい目標もないのに行ってもやめると思う」と言われて話は終わりました。皆さんはどう思いますか？』

高校2年生の息子さんにはゲームの動画配信による高額な収入があり、この先も動画配信やゲームの開発で稼いでいきたいそうです。でも親としては今の収入は不安定で、この先もずっと続くとは限らないと考えてしまうようです。そのため大学に進学をして、安定した職業に就いてほしいと思うのかもしれません。子どもの将来を思い悩む投稿者さんに対して、他のママたちからも意見が寄せられています。

大学進学に賛成。その理由は？

『この先ずっと稼げればよいけれどね。まったく稼げなくなったときに、大学に行っていればまた道も違ってくるかもしれないよね』

息子さんには今は収入がありますが、この先も同じように稼げるかはわかりません。もし収入が激減して、動画配信だけでは生活ができなくなったら就職も考えるでしょう。その際には学歴が影響する場合もあるでしょうから、大学進学をしなかったことを悔やむかもしれません。

『大学は学歴のためではなく、より高度な知識と技術を学ぶために行った方がよいと思う。こういう世界は進歩がすごく早いから。すでに相当なレベルなんだろうけれど、高校生の独学とプロに学ぶのは違いがあると思うし、基礎的なことをもう一度学んでも、気付きがあるんじゃないかと思う。大学へ行ったら見聞も広がるだろうし、人との縁もできる。その道のスペシャリストの話を聞く機会もあるだろうし』

息子さんは自分でゲームを開発できる知識や技術がありますが、さらに大学では高度な内容を学ぶことができるでしょう。また息子さんと同じようにゲームやプログラミングなどに興味がある人との出会いもあるかもしれません。そうするとお互いに刺激になり、もしかしたら一緒に起業するなど新しい道が見えてくることもあるのではないでしょうか。

今すぐに大学に進学しなくてもよいのかも

『大学は本人が行きたくなったときでよいんじゃない？　自分で学費も出せそうだし』

『自分で稼げるなら大学に行く必要はないかもね。高卒で就職せず起業している人もいる』

息子さんは自分で動画配信をしてお金を稼いでいるので、今は何よりもそれが楽しいのでしょう。またゲームの開発もしたいとのことですから、大学に進学をせずに今の生活スタイルを続けるのがよいのかもしれません。そしていずれは起業をするという選択肢もありますし、もしかしたら将来的に大学で学びたいと思うこともあるでしょう。何歳になっても大学で学ぶことはできますから、息子さんが自ら大学に行くことを決めたときがベストのタイミングなのかもしれません。

子どもは自立しようとしている。応援するのも親の役目

『親として不安なのはわかるけれど、稼ぐのは学歴より本人次第』

『親として学費を払って養育するのは終わったんだよ。子どもの自立を信じてあげようよ』

子どもが自分でお金を稼ぐようになるのは、親としては嬉しいこと。でも浮き沈みが激しく不安定な職業の場合は心配になってしまいますね。特に子どもが高校生で大学進学をするかどうかというタイミングでは、将来のことを考えてしまうものです。一方で子どもが自分で稼ぐ道を見つけて進みたいというならば、応援したい気持ちもあるでしょう。また今後の収入に関しても、大学を卒業したからといって必ずしも安定するわけではありません。逆に大学に進学をせずに起業することも可能ですから、これを子どもの自立と考えて見守ることもできそうです。

『100%信じてあげられるかはまだわかりませんが、応援することを息子に伝えてみます！』

他のママたちからの意見を参考にして、投稿者さんは息子さんを応援することにしたそうです。親として本当に今のままで大丈夫なのかという不安は残りますが、息子さんには今しかできないこともあるのでしょう。今後息子さんから何か相談されることもあるかもしれません。そのときには一緒に考えて、アドバイスができるとよいですね。

文・こもも　編集・ここのえ　イラスト・Ponko