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<義母からドロボウ扱い!>「カネ目当て」「年寄りイジめないで」付き合い方に悩む……【前編まんが】

わが家は私(キミカ)と夫、高校生の娘サヤの3人家族です。義実家はわが家から車で30分ほどの距離にあり、現在は義母がひとり暮らしをしています。ただ結婚以来いろいろあり、よほどの用がない限り私は義実家へ行きたいと思いません。義母が何を考えているのか私にはよくわからず、どう付き合っていいか困ることばかりだったのです。あれは20年ほど前、夫と結婚後にはじめて義実家を訪問したときのこと……。
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「お義母さん、私も手伝います!」「いいのいいの、若い人は座ってなさい」義実家で手伝いを申し出ましたが、義母には断られました。「いいよ、母さんがあんなに言うんだから。キミカは座ってな」夫もそう言うので従い、私たちは和やかに食事をいただきました。

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しかし後日、夫にこんな連絡が入ったのです。「ちょっと、キミカさんってどういう神経してるのよ。初めての帰省なのに台所にも立たないで」
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義母はずっとこんな調子で、顔を合わせるたびに怒られたり陰で小言を言われたり……。だから私は義母と関わらないようにしてきました。しかしやがて義父が亡くなると、義母は生活のこまごまとした用事で夫を頼るようになります。その日は「トイレットペーパーを買ってきてほしい」という連絡があり、たまたま家族で出かけていたので帰りに義実家に寄りました。娘のサヤも一緒でした。

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めったに会わない孫が来てくれて、嬉しかったのでしょうか。義母は気前よくサヤにお小遣いをくれたのです。帰宅して封筒を開けると1万円も入っていてビックリしました。ところが数日後、義母がすごい剣幕で電話をかけてきて……。
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「年寄りをいじめないで」義母の言葉に耳を疑いました。「お小遣い目当てじゃないなら、渡しても遠慮するはずでしょう?」「そんな……」

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結局サヤが受け取った1万円は、夫経由で義母へ返してもらうことにしました。なんとなく事態を察知したサヤも「ばあちゃんとこ、もう行きたくない……」と訴えます。私はうっかり義実家に顔を出し、サヤまで巻き込んでしまったことを激しく後悔したのでした。

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結婚から20年近くが経ち、強気な義母にも近頃はだんだん老いを感じるようになりました。ずっと嫌な思いをさせられてはきましたが、夫にとっては大切な親です。夫に頼まれて、断る選択肢は私にはありませんでした。そんなわけで仕事が多忙な夫の代わりに、私が義母の付き添いを引き受けたのです。病院での検査がなにごともなく無事に終わることを祈っています。

【中編】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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