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<叱らない義姉>ダイスキな義姉。会うのはやめる?関係を続ける?今後の付き合い方……【後編まんが】

前回からの続き。私の名前はカンナ、26歳です。現在、都心で同い年の夫・シンゴと3歳になる長男のヒナタと3人暮らしをしています。先日シンゴの3歳年上の姉・スミレさんとその子どものソウタ君(4歳)と4人でファミレスへ行ったのですが、子どものしつけ方が大きく違うことを知りました。義姉は私にとって憧れの存在、だからこそ違いが余計にショックで夫に話すと、「しつけって家ごとに違って、ひとつのやり方が正解とも限らない」と言われます。夫や義姉の育った家庭は場を和気あいあいと楽しむことを重視し、私の育った家庭はマナーや立ち振る舞いを大事にする。まるで正反対ですが、それぞれ大切にするものがあることに気付きます。そしてその違いから、夫が私の子育てに息苦しさを感じることがあるのも知ります。

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夫と話したことで、たしかに重視するものによって正解は違ってくる、そう反省する部分もありました。でも、やはり義姉の行動に共感はできません。ただ「頼れるお姉さん」という言葉がぴったりの義姉、しつけへの考えが違うだけで距離を置いていいものなのか夫の助言もあり悩みはじめました。
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たしかに、しつけにおいては価値観が合わなかったけれど、スミレさんのことは大好きだったしな。子どものことだけで疎遠にするのはもったいないことなのかも……。つい白黒つけがちなところがあるのは、私の改善すべきところでもあるのかもしれません。

スミレさんの言動、そして夫の言葉を思い出しながら、私はよく考えてみました。本当にこのまま会うのをやめていいのか、疎遠になってしまってもいいのか。だけど、子育てに関する価値観の違いはどうしたらいい? 気にしないでいられるの? 考えるほどにだんだんわからなくなっていきました。

それからしばらくして、私はスミレさんにメッセージを送ることにしたのです。私はこれまでスミレさんと会うのを楽しみにしていた……それも事実なのです。

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育ってきた環境や、そこから築かれた価値観は人それぞれ違います。何が正解で何が不正解といった決まりはありません。それなのに私は、一部が合わないだけでその人のすべてを否定し、大切な関係まで断ち切ってしまうところでした。今回の出来事を通じ、相手を多面的に捉える大切さを学びました。シンプルではありますが、この部分は合わないけれどこの部分は合う……そう考えるだけで距離を置く必要がなくなることもあります。これからは悩んだときにはひと呼吸置き、「白か黒かでどうしても片付けなければいけないことなのか?」を考えてから答えを出すようにしたいと思います。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・ふみまる 作画・べるこ 編集・秋澄乃

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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