<前妻が強敵で……>今の家族だけズルい「私たちも絶対について行く」【第4話まんが:前妻の気持ち】
前回からの続き。私は高1の娘(ララ)と暮らす40代(ユミ)の母です。娘が3歳のときに離婚して現在は娘と2人暮らし。実家が近く、両親は健在です。娘はかつての義母や前夫とまだ交流があり、定期的に会っています。
前夫(リュウジ、40代)は再婚して、妻(サユリ、40代)と娘(マユカ、小4)と暮らしています。前夫一家と私たち親子は同じ市内に住んでいます。
ある日息子(リュウジ)の家族旅行の計画と聞いた義母は「ララも行ったら?」と誘ってきました。それならばと、私もその旅行に同行する予定でいたのに前夫から断られてしまいます。その失礼な態度に猛烈に腹が立ったのです。
前夫と離婚したのはもうだいぶ昔のことです。なのにいまさら、こんなに腹立たしい思いをさせられるとは、想像もしていませんでした。
この旅行への参加は、もとはといえば、義母からのお誘いがきっかけです。前夫は私とララを遠方の旅行へなんて連れていったことなんてなかったのに、新しい家族とは、楽しげに旅行を計画しているなんてなんだかイヤな気持ちです。
私は義母が好きではないですが、ララにはたびたびお小遣いやプレゼントをくれたりと、よくしてくれているので、ララと連絡を取り続けることは許しています。
今回もホテル代やテーマパークの入場料を払ってくれると言うのはありがたい提案です。しかし私自身は、義母と直接連絡を取りづらいので、ララを経由して旅行に同行する旨を伝えてもらいました。
「お父さん、私たちと車で一緒に旅行するのはちょっとイヤみたい」とララから言われたときカチンときました。どういうこと? ありえないありえない。ララも前夫の娘なのよ。私たちはそんな旅行連れてってもらったことがないのだから、前夫が私たちを旅行に連れて行くのは当たり前なのです。
前夫は車と運転が大好きです。車で行ける場所には絶対に車で行くに決まっています。車に乗せてもらって、同じホテルに泊まってご飯も一緒に食べたらいい、私たちにはその権利があります。
「もうこれ以上お父さんに言えない、ごめんね。お土産は買ってきてもらえるように言っておくから」と、義母はララに謝ったそうです。やれやれ、これ以上言ってもらちがあきません。私は、前夫に直接話をつけるために電話しました。
前夫は、頑なに旅行への同行を了承しないので話になりませんでした。 ララをさしおいて、前夫家族だけがいい思いをするなんて「ズルい」です。このまま「はい、わかりました」と引き下がるわけにはいきません。
ララに旅行を提案して、その気にさせておいて「やっぱりダメみたい」という義母に腹が立ちました。前夫も「一緒の旅行はありえない」と言い何を言っても聞く耳を持ちません。どいつもこいつも勝手すぎます。ララは前夫の実娘です。家族を拒否するなんてどういう神経なのでしょうか。そしてララを産んだのは私。私には一緒に行く権利が絶対あるはずです! 私たち親子をないがしろにする前夫や彼の今の妻(サユリ)への不満が止まりません。意地でも旅行についていこうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・まゆか! 編集・横内みか