<元カノに会いたがる旦那>元カノって誰?重い病気なの?家族より元カノ優先するの?【第2話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私はマユノ(30歳)、育休中です。9か月の娘・ヒナの子育てに悪戦苦闘する日々ですが、旦那・コウヘイ(30歳)は私の気持ちにちっとも寄り添ってくれません。人の気持ちに寄り添うことが苦手な性格だから仕方がないとずっと我慢してきたのですが、コウヘイが突然「今から元カノに会いに行く」と言い出したので、さすがにふつふつと怒りがこみ上げてきました。そこで私は、コウヘイに元カノのことについて詳しく問い詰めました。
「どうなるかわからない」ということは、もしかしたら病状がかなり深刻なのかもしれません。生死に関わることならこれ以上怒るわけにもいきませんが、家族よりも元カノを優先するコウヘイの言動へのモヤモヤは収まりません。「スマホ見せて!」と私が手を出すと、コウヘイは目を見開いてフリーズしました。スマホをこちらに差し出す気はないようです。しびれを切らして歩み寄ると、コウヘイは後ずさりをしました。それから逃げるように別室に戻っていき、リビングで寝ていたヒナが泣きはじめてしまいました。
モヤモヤした気持ちを抱えていると、高校時代からの親友・チアキ(30歳)から連絡が来ました。チアキからの突然の離婚報告に私は衝撃を受けます。半年前に電撃結婚したチアキは、かなり旦那さんとラブラブだったはずです。事情が気になった私は、さっそく会う約束をしました。数日後、チアキが私の自宅にやってきました。
彼女を見ていると、自分がコウヘイのことを誰にも打ち明けたことがないことに気づきました。私には頼れる両親もママ友もいません。義両親との関係は良好で、月1で会ったりLINEで近況報告をしたりもしますが、さすがにコウヘイの悪口を言うわけにはいきませんでした。だから、ヒナが生まれてからずっと孤独だったのです。
チアキにコウヘイのことを打ち明けて気持ちが軽くなると、いままで自分が我慢しすぎていたことに気づきました。これ以上ため込んでいたら壊れてしまっていたかもしれません……。
チアキはそんな私の気持ちに真剣に向き合って共感してくれました。そして私は、相手が自分の気持ちに寄り添ってくれることの心強さに気づいたのです。しかし、元カノの件について話し終えると、チアキは真剣な表情をしています。そしてコウヘイが嘘をついていると言うのです。どういうことか、しっかり話を聞こうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・風沢氷花 作画・善哉あん 編集・elokuu