<お互いさまでしょ?>わが子を信じたい気持ちが強すぎるママ友!【第5話まんが:相手ママの気持ち】
前回からの続き。私は30代のママ。息子(ユウスケ)は小学生です。ユウスケが幼稚園のころ、同じ習いごとに通うアオくんと仲良くなりました。アオくんと同じ小学校に進学し、小学校2年生で同じクラスになったのですが、最近アオくんの言動に悩まされています。アオくんと楽しく遊ぶときもあれば、アオくんにからかわれて嫌な思いをすることもあるユウスケ。私もアオくんママとはそこそこ話ができる関係ですが、息子たちの関係が悪くなるのはイヤ。子どもたちの様子をアオくんママには言わずにガマンする日々が続いています。
子ども同士だから多少のトラブルは当たり前。そう思いながらも、どう見てもいつも一方的にちょっかいを出してくるアオくんの様子が私は気になっていました。ただアオくんのママに直接話すのも気が引ける……。どうしよう。そんなある日のこと。
ミノルくんママの話を聞いて、私はゾッとしました。たしかに元気いっぱいの子と言えばそれまでです。だけどやっぱりアオくんはうちの子に接しているように、これまでも周りのお友だちとトラブルを起こしていたんだ……。なんとなく嫌な予感があたってしまったような不思議な気持ちになりました。
でもそうは言っても、ミノルくんママの一方的な感覚に過ぎないかもしれない。そこで私は、その件を幼稚園に相談しなかったのかとミノルくんママに聞いたのです。すると……。
「自分の子を信じたい気持ちが強すぎる」ミノルくんママの言葉に、ハッとしました。私がアオくんママに抱いていた違和感って、きっとそれだ。アオくんママはとてもきちんとしているし、優しいお母さん。だけどなんか話が通じない気がする……。わかり合えない気がする……。そんな風に私はアオくんママに感じて、モヤモヤしていたのです。
内心、退園要請は行きすぎでしょうと思う私もいました。でもそこまでされるアオくん親子は私が思っている以上に、トラブルを抱えた親子なのかもしれません。アオくんの言動に不満がたまっていた私は、ミノルくんママの話を聞いてアオくん親子への不信感が一気に強くなったのです。まわりのママたちに結託されて退園要請だなんて、ほかにも絶対トラブルがあったはずだと思いました。今は子ども同士が仲良くしているので、なんとなく付き合いを続けていますが、もしかしたら今後の付き合い方を考えた方がいいのかな……と思う話でした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・よし田 編集・Natsu