<40代シングルの私が!>いくつになっても失恋はショック!……悲しみから怒りへ【第4話まんが】
前回からの続き。私(アツコ)は、40代のシングルマザーです。昨年、1人息子が大学入学を機に家を出ました。前夫とは子どもが小学生の頃に別れています。私が若い頃にやっていたサーフィンを再開すると、同じ40代のシングルであるトキムラマサヒロさんと知り合いました。マサヒロさんと連絡先を交換し、デートをするなど急速に距離が縮まります。温泉旅行に行く計画も立て、真剣な付き合いを意識するなか、ひょんなことからマサヒロさんの車が、ファミリー向けの戸建ての車庫に入るのを目撃してしまいます。マサヒロさんに家族がいるとわかり、私はショックで何も手につきません。
マサヒロさんのLINEを既読ムシしていますが、遊ばれたまま終わるのかと思うとなんだか納得がいきません。
いくつか選択肢を考えてみましたが、余計に惨めになりそうで、得策には思えません。そう思える自分にまだ冷静さが残っていると思い、気持ちを落ち着けます。
頭ではわかっていても、何もする気になれません。文字通り、失恋したショックで立ちなおれないのです。
とりあえずマサヒロさんからの連絡には既読ムシを貫こうとしますが、翌日もその翌日も今まで通り連絡があります。
今までなら「本当に優しい人」と思っていた内容も今は「女の人に慣れているんだな」「口がうまいんだな」としか思えません。私の気持ちは徐々に、悲しみから怒りへと変わります。私だけでなく、ご家族のこともだましていると思うとマサヒロさんの勝手さにイラ立ちが増していきます。傷が浅いうちに気づけたのは不幸中の幸いだし、面倒な話になってもイヤです。泣き寝入りするようですが、やはり何も言わず放置しようと決めました。
マサヒロさんと会いたくない私は、「サーフィンに行く場所を変えないとなあ、そしたらスミエさんと会えなくなるな」なんて思います。
勘のいいスミエさんです。私たちの曖昧な関係を知っているのかもしれません。それに、スミエさんなら客観的なアドバイスをくれそうです。スミエさんの人柄が、私は好きでした。でも、マサヒロさんを避けるのならもうスミエさんとは会うことがないかもしれません。その前にこのモヤモヤした気持ちを聞いてもらおうかな、スミエさんなら私が知らないことを知っているんじゃないかな。そんなふうに思いながら週末ショップに向かいました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・よしはな 編集・塚田萌