<どうするお年玉>【後編】世間の相場を知りたい!お年玉はいくらあげている?やめどきはいつ?
前回からの続き。お正月に子どもたちに渡すお年玉。家庭ごとに子どもの人数や年齢が異なるため、渡す額には差が出ることもあります。投稿者さんには2人の子どもがいて、お兄さんの家庭は子ども2人、弟の家庭は子ども1人という構成です。昨年、お兄さんから「きょうだいそれぞれ子どもの人数が違うし、子どもの成長とともにお年玉の額を増額するのは大変だから、お年玉の額を少なめに設定したい」と言われたそうです。その結果、当時小学3年生だった上の子と、幼稚園児が同じ額(1,000円)をもらいました。上の子は、期待していたよりも少なくてがっかりしていたそうです。小学3年生に渡すお年玉に1,000円は少ないのでしょうか?
小学3年生へのお年玉1,000円は少ない?
子どもへのお年玉、いくら渡すかは各家庭の考えによって違います。投稿者ママと子どもは、小学3年生でお年玉1,000円は少ないと感じているようですが、ほかのママたちはどう感じているのでしょうか?
『小3で1,000円はないかな。紙幣価値が昔とは違うし。私は毎年4人に渡してるけど5,000円ずつ』
『3年生が1,000円でも仕方ないよ。お正月の義理としてあるだけなんだから』
ほかに小学3年生で1,000円のお年玉が少ないと思うのであれば、各家庭で親が子どもに十分だと思うお年玉の額を上乗せしたらどうかという意見もありました。たしかに、子どもが受け取るお年玉の額を不憫に思うなら、親が上乗せしてあげるのもいいかもしれませんね。
お年玉はいくらあげたらいい?全国平均は?
ところで、一般的にはお年玉はいくらほどあげるものなのでしょうか? 全国の15歳から79歳の男女(5,000人)を対象に実施した「お年玉」に関する調査結果によると、小学1年生から3年生は、約50%の人が「1,000円から3,000円」と回答しています。ちなみにそれぞれの年齢で最も多かった金額は、このようになりました。
『小学生未満「~1,000円」(44.9%)、小学1-3年生「1,000円超~3,000円」(50.3%)、小学4-6年生「1,000円超~3,000円」(40.9%)、中学生「3,000円超~5,000円」(49.1%)、高校生「5,000円超~10,000円」(48.8%)、大学生・専門学校生・短大生「5,000円超~10,000円」(67.7%)』
この調査結果からすると、投稿者のママの子どもが小学3年生でお年玉1,000円だったというのは、必ずしも少ないわけでもないようです。
お年玉はいつまであげるべき?上手な終わらせ方は?
長年、お正月の風習として続いてきたお年玉。そろそろやめたいという場合、どう切り出したらいいのでしょうか? 実際にお年玉のやり取りをやめたママたちは、どう終わらせたのでしょうか?
『うちは子どもが生まれる前から義妹(当時子ども3人0~3歳)に「お年玉は最低1人3,000円ずつね!」と言われてたから厚かましいなーと思っていつも1,000円包んでた。でも、うちの子どもが生まれたら義妹からは一切お年玉がなかったから、今はもう何もしてない』
『うちトータル1万円+お菓子+お年賀に対して、お年玉2,000円が2年続いたから辞退したよ』
年齢に関係なく、どちらかが負担に感じている場合は、事前にお年玉について今年から「お互いやめておこう」と辞退する旨を伝えておくとスムーズにいきそうですね。お互いに納得のいく形で話し合い、子どもたちが公平に喜べるような配慮が必要です。将来のことも考え、お年玉のやり取りに対するルールを決めておくことで、すっきりとした気分でお正月を迎えることができそうですね。
文・長瀬由利子 編集・編集部 イラスト・Ponko
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