<実家サポートは絶対!?>先輩の言葉「焦らずじっくり」マイホーム計画、どうなる?【第4話まんが】
前回からの続き。最近のお話です。私はユキコ、25歳の会社員です。実家のサポートを受けて仕事と育児を両立する先輩、サナエさんは私の憧れでした。そのため実家近くに家を建てることを思いつき、話してみると母も大賛成。ただ夫タケルは「両方の実家にサポートを頼める今の場所の方がいいはず」と反対します。しかもサナエさんがある日突然「実家と距離を置くことにした」と言いだします。その理由を聞いてみると……。
サナエさんのお母さんは腰を悪くしてしまい、孫の面倒を見るのがずいぶん負担になっていたとのこと。しかも自分が「面倒を見る」と言い出した手前、サナエさんには言えずにずいぶん無理をしていたというのです。サナエさんの「実家と少し距離を置く」という発言は、お母さんに頼りすぎていた状態を反省した結果だったのでした。
私はサナエさんの働き方に憧れていた気持ちを伝えます。「……実は私、サナエさんみたいに実家のそばに家を建てたいって思っていたんです……。それで育児も仕事も全部うまくいくって思っていたんですけれど……」
「私が実家近くに住んだら親も安心できるし私も助かるって思ったんだけど、結局親に無理をさせちゃった……」「やっぱり、ちょっと距離があった方がいいんでしょうか? うちの夫には、両方の実家に頼れる方がいいんじゃないかって言われていて……」
「こればかりはそれぞれの家庭の状況もあるから何とも言えないわ。今が大丈夫だからって数年後、数ヶ月後、いや、数日後だってどうなるかなんてわからないし」
「ユキコちゃんは子どもを持つのもこれからだし、焦って家を買わなくていいと思うよ? 今はたくさんの選択肢を持っておいて、じっくり考えてみたら?」サナエさんの言葉がずっしり心に沁みました。
私は帰宅すると、先走ってしまったことをタケルに謝りました。
「まずは情報をいろいろ調べてみよう」とタケルは言っていたのに……。自分だけで決めてしまって、反論されると勝手にモヤモヤして、悪いことをしたなと思います。
その後、母はお友達の紹介で始めたパートが楽しくなったようで……。
あんなに育児の手伝いに前向きだったのに、忙しくなりだしたとたん「子どもができても手伝えないかもしれない」と伝えられました。確かに今の母の状況では孫の面倒を見るどころではないでしょう。サナエさんがかけてくれた「数年後、数ヶ月後、いや、数日後だってどうなるかなんてわからない」という言葉をあらためて思い出しました。家をどこに買うかまだ結論は出ていませんが、たくさんの選択肢を持てるよう、今は貯金と情報収集を頑張る毎日です。
原案・ママスタコミュニティ 文、作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子