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<実家サポートは絶対!?>「実家に頼りすぎるのやめて!」妹から苦言【第3話まんが:先輩の気持ち】

前回からの続き。最近のお話です。私はサナエ、4歳の娘リナを育てる33歳の会社員です。結婚以来、夫の仕事が激務な一方で、私は出産後も変わらず仕事を続けたいと思っていました。そのため夫婦で話し合い、私の実家のそばに家を建てて母に育児をサポートしてもらうことになったのです。
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夫の実家は遠方にあります。そのため私の実家のそばに家を建てることを、夫も賛成してくれました。
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母が積極的にリナの育児に協力してくれるので、私は時間的にも精神的にも余裕が持てて全力で仕事に取り組めます。とても恵まれた環境だと思いますし、いつも母には感謝しています。そしてその晩も会社から帰ると、いつものように母がリナを保育園に迎えに行き、家でご飯を食べさせてくれていました。

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家のドアを開けると母が出迎えてくれます。「おかえり、サナエ。リナちゃんご飯たくさんたべたわよー」「いつもありがとう。ほんと助かってる」「じゃあ明日また朝に来るわね」そう言って母は帰りました。すると娘のリナが飛びついてきました。「ママ、だっこ!」「もうリナったら、ばあばにもだっこしてもらってたでしょ?」「ばあば、最近だっこしてくれないよ?」「……?」
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そのときは少し気になったものの「母がだっこ癖をやめさせようとしているのかな?」と軽く考えていました。しかししばらく経ったある日……。

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実家で両親とともに暮らしている妹から「話がある」と連絡がありました。私が「それなら実家に寄るね」と言うと、「お母さんには聞かれたくないから」と会社帰りに駅前のカフェを指定されました。
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「どうしたの? 何の話?」そう言いながら私が向かいの席に座ると、妹は少し強い口調でたずねてきました。「お姉ちゃん、お母さんの体調のことどう思ってるの?」なんのことだかわかりません。「え? 何? お母さんどこか悪いの?」私が聞き返すと「やっぱりお母さん言ってないんだ……」妹がため息をつきます。
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「お母さんちょっと前から腰が悪くて、リナの面倒をみるのもだいぶ負担になってるんだよ?」「え、そんな、お母さんは何も……」突然の話に驚きます。

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「仕事が楽しそうなお姉ちゃんを見てたら何も言えないんだよ。本人もリナの面倒見るって言った手前もあるしさ……」
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「ちょっとずつでいいから、実家を頼る頻度を減らしてよ」妹にそう言われ、私は考え込んでしまいました。母がそんな状態になっていると気づきもしなかったのです。実家との関係も上手くいっているとばかり思っていて……。母に負担をかけることで何とかまわっていた仕事と育児のバランスを考え直すときなのかもしれません。今後のことを夫とも相談したいと思います。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 文、作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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