<助けて>ワンオペで生後3カ月の双子育児。夜寝てくれなくて本当にキツいと苦しむママへ
双子の育児と聞いて、どのような子育てを想像するでしょう。1人でも大変なのにと思うママも多いのではないでしょうか。しかもママ1人で双子のお世話をしていると聞くと、どう思いますか? 心配のあまり、思わず眉をひそめてしまうかもしれません。それほどまでに双子の子育てというのは、一般的にもママの負担が大きいと認知されているのでしょう。
『3カ月になる双子を育てていますが、最近夜になるとずっとグズグズして寝てくれなくなりました。今旦那が10日間の出張で私ひとり。帰ってくるまであと4日。泣いている子どもを放置して寝る勇気はありません。どうすればいい?』
悲痛な投稿者さんからの叫び。読んでいるだけで、「どうにかしてあげたい」「なんとかしてあげなくては」とママスタコミュニティにいるママたちは思わずにはいられなかったようです。次々と寄せられるママたちからの励ましやアドバイス。「ツラいのは今だけだから」なんて言葉ではないママたちの声は、投稿者さんや同じように夜泣きに悩むママたちの救いとなるかもしれません。
できることなら駆けつけてあげたい
『大変だね。近所なら駆けつけて、私が赤ちゃんの世話をするから、投稿者さんを寝かせてあげたい』
『こういう話を見るたび、本当に預かってあげたいと思う』
わが子の夜泣きを経験したママたちは少なくないようです。だからこそ、思わず湧き出てくる感情。同じ苦労をしてなんとか乗り越えてきたママたちですが、あのとき差し伸べてくれる手があればと考えたのではないでしょうか。近くなら駆けつけてあげたい。大変さを知っているからこそ、助け合う同士のような感情が生まれるのかもしれません。
絶対にひとりで抱え込まないで
『他に頼れる人はいない? もっと周りを頼って、自分ひとりで抱え込んじゃダメだよ』
双子の子育てに限らず、子育ての苦しみやしんどさのなかにいるとき、ママたちはついひとりでなんとかしてみようとしてしまいがち。これも恐らく先輩ママたちは経験済みなのかもしれませんね。だからこそ、強く「誰かに頼ること」を勧めるのです。でも一体誰に頼ればいいのでしょう。
ママたちが提案する頼り先
誰かに頼ってほしい。しかし目の前の双子育児に疲れ果てている投稿者さんに、頼り先を考えたり探したりする心の余裕はもうないのかもしれません。そこでママたちからの声を元に、双子育児・夜泣きだけでなく、子育てに悩んだり苦しんだりしたときの頼り先を考えてみました。
親・きょうだい・友だち
当たり前のことかもしれませんが、まずは親やきょうだい、近隣に済む友人などにSOSを出してみてはいかがでしょう。こんなことで頼ってはいけないとか、迷惑になるかもしれないと思うかもしれませんが、今頼らなければさらに大変なことが待ち受けているかもしれません。「この程度で」とか「もっとみんな頑張っている」なんて思う必要はないのです。誰かの頑張りが、自分にとって不必要なムリをするための理由になんてならないのですから。
市区町村の子育て支援
今日連絡して今日すぐに……とはいかないかもしれませんが、行政に助けを求めることもママたちの多くが提案していました。お住まいの市区町村によって、子育て支援に関する取り組みはさまざまです。まずはどのようなサポートがあるのか、どうすれば支援を受けられるのかを事前に確認しておくことが重要です。とはいえ、今目の前にある問題をなんとかしなくてはならないので、役所が開く時間になったら電話してみてください。なかなかつながらなかったり、すぐにサポートが受けられなかったりなども出てくるかもしれません。しかし、困っている人がいることを知ってもらうことで、新たな支援の輪が広がる可能性もあるので、諦めず挑戦してみてください。
託児所や保育所などの一時預かり・民間のサービス
市区町村の子育て支援のなかには、保育所などに通っていない子でも一時的に預かってくれるサポートをおこなっていることもあります。子どもを預けている間にママが休んだり用事を済ませたりなどできるようです。施設について詳しくは、市区町村の子育て支援窓口で聞くと教えてくれるでしょう。他には民間の託児所やベビーシッターなどを利用する方法もあります。費用の負担がネックにはなりますし、たくさんあるのでどこに頼めばいいか迷うかもしれません。逆に住環境に寄っては選択肢がない可能性もあります。このようなときこそ、ご家族に相談し、一緒に考えてもらうといいでしょう。旦那さんも家にいなくても、サイトを見たり口コミを調べたりぐらいはできるはずですから、ここでも「助けて!」といえばいいのです!
今できることは助けを求めること
筆者の好きな漫画に「よなきごや」という作品があります。夜にだけ開いている不思議なお店「よなきごや」に、毎夜眠らないわが子に困り果てたママたちが集い、物語が繰り広げられていくお話です。この作品のなかでも、常にひとりで悩みや苦しみを抱え込んでいるママがたくさん登場します。しかしひとりでは決して解決できないことに気付くのです。漫画にもなるぐらい、子育てや夜泣きは大変なことで、ママひとりで抱え込んでは「いけない」ものなのでしょう。
『投稿者さんの話を見ていて、これはもう第三者が入ったほうがいいんじゃないかなと思った。それだけ投稿者さんは追い込まれていそうに感じる』
ママのためにもわが子のためにも、「助けて」と言う勇気を出してみませんか? しんどいなら横になりながら電話してもいいですし、子どもたちが泣いていても気にせず電話し続けてもいいと思います。とりあえず今を乗り切るすべを探してみてください。その後は、帰ってきた旦那さんとよく話し合って、日常的なサポートを前向きに検討してみてはいかがでしょう。助け合い励まし合いながら、ムリのない子育てを模索していってくださいね。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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