<お母さんが2人>「ほしいなら産めばいい」相談で、斜め上のアドバイスにビックリ!【第3話まんが】
前回からの続き。これは数年前のお話です。私はユウ。夫(タカユキ)は娘のマナが4歳のときに相手が原因で離婚しています。離婚後、夫が30歳、娘が10歳のころに22歳の私と結婚し、3人で暮らすようになりました。しかし娘が20歳になった頃、前妻キミカさんから会いたいと申し出があり、娘は会うことを決断。その後、娘は定期的にキミカさんと会って楽しそうにしています。私はいい気はしませんが、大人になった娘の意思は尊重したいと思い見守りました。しかし……娘は「キミカさんを自分の結婚式に呼びたい」「結婚後はキミカさんの近くに住む」と言いだしたのです。
私と夫が子どもをつくらなかったのは、娘への愛情の証でもありました。娘の希望ではなく、私が進んで決めたことなので、娘を責めるつもりはありません。しかし、そんな私の想いはムダだったのかもしれない。他の選択肢もあったのかもしれない。自分の決定に後悔を感じる気持ちが止められません。メンタルが弱っていた私は、今まで口にせず心にしまっていた思いを母との会話で吐露してしまいました。すると……。
いまの私は、まるで娘から「あなたは結局、お母さんにはなれなかった」と言われているような状態です。私だってお母さんになりたかった……。いや、よく考えたらこれからでもなれるんだ……。母からいきなり、思ってもみなかった提案をされ驚きましたが、これからの未来に新しい道がひかれたことで心が少し軽くなりました。「でも…」と否定的な私に「もっと単純に考えたらいいんじゃないの?」と母はなんでもないことのように話します。
夫との結婚を反対していた母からは手厳しい意見もありました。でも子育ては思い通りにいかないし、割り切る気持ちも必要だと学べた気がしたので、話してよかったです。母も私の結婚のときに、同じような気持ちになったのかもしれません。今まで娘とすごした時間を否定せず、大切な思い出としようと思えました。それにまだ実子をもてるかもしれないと思うと、少し元気が出てきます。もう娘についてウジウジ考えるのはやめて、前に進んだ方がいい気がしてきました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子