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クリエイター伝授!ベビーコロールで感性を育てる遊び

Asian boy drawing with crayon

今はたくさんの種類のクレヨンがあります。お子さんが小さい頃は、「舐めても大丈夫」「指や家の中が汚れにくい」といった条件でクレヨンを探し、「ベビーコロール」を選ぶ方は多いのではないでしょうか?
絵本やデジタル絵本を制作している筆者より、ベビーコロールの「クレヨン」以外の使い方をご紹介します。

ベビーコロールを使った、感性を育てるあそび

用意するもの
ベビーコロール(できれば12色以上)

準備
ベビーコロールを机に並べます。

レベル1:好ききらい

・「好きな色を三つ、選んでみよう!」
好きな色を三つ選んで重ねます。

・「きらいな色を三つ、選んでみよう!」
きらいな色を三つ選んで重ねます。親もやります。

レベル2:具体的なモノ
・「木の色を三色でつくってみよう!」
子供が緑、黄緑、茶などを選んで重ねます。親は「わー!木になったね」などと声をかけます。

・「チューリップはどうかな?」
子供が赤、黄、緑などを選んで重ねます。親もやります。

レベル3:感情をあらわす
・「たのしい感じの色はどれかな?」
ピンク、黄、オレンジなど、子供がそれぞれの感性で選びます。

・「こわい感じの色はどれかな?」
黒、むらさきなど、子供がそれぞれの感性で選びます。

・「かなしい感じはどうかな?」
親もやります。

この遊びのポイント

「◯◯はそう思うんだね。ママはこうだったね。少しちがうけど、ちがっておもしろいね」と、感性に正解はないこと、人によって違うこと、違いがおもしろいこと、を体感してもらいます。意外な感性に「おお!」と思うこともしばしばですよ。全く一緒なら一緒で、なんだかうれしく楽しくもなります。

重ねることがベビーコロールは楽しいのでご紹介しましたが、もちろんボタンでもなんでも代用はできますよ。

うちの子、感性がない!?

「よく、うちの子、絵心がないのー。」「感性がないから。」「さすが◯◯ちゃんは違うわね」
といったセリフを耳にします。
本当に? 絵心がない? 感性がない?
生まれて数年の子どもの可能性を、あきらめるの、はやすぎませんか?
芸術に関しては遺伝子より環境、とよく言われます。両親ともダメだからー、なんて言わないでくださいね。もったいないです!

文・yuki

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