<批判しないで>【前編】どうして専業主婦をしているの?最も多かった答えは……
結婚を機に仕事を辞める人もいれば、続ける人もいます。子どもを産んだタイミングで仕事を辞めたり、子どもが〇歳になったタイミングで仕事を再開したり、仕事の有り無しは家庭のタイミングによってさまざまですよね。では、“専業主婦”を選んだ方はどんな理由があったのでしょうか。相談者さんは現在専業主婦ですが、心無いことを言われたと相談しています。
『心無いことを言われたので、専業主婦の方はどんな理由で専業なのか知りたくなった』
誰にどんなことを言われたのかは書いていませんが、専業主婦を否定するようなことを言われたのでしょう。しかし、相談者さんはできれば仕事をしたくないと思っているようです。
『私は子どもが小学生で、仕事を時短で探しているけれど、勤務地や勤務時間の希望を満たすところは少なく、面接でいくつも落ちているところ。ただ単にできれば働きたくないという気持ちもある。少なからずストレスも増えるよね』
そこで、どんな理由があれば専業主婦でいられるのか、みなさんが専業主婦でいる理由を聞きたいと話してくれました。
専業主婦になったのは「自分の希望」
専業主婦を選んだ人たちには、それぞれにいろいろな理由があるのでしょう。まず今回は、ママスタコミュニティで最も多かった理由をみていきましょう。最初は、「自分の希望」というものです。
『あまり仕事が好きじゃないし、得意でもない。旦那が、「趣味で働くならいいけれど、生活のために働かなくていいよ』って言ってくれているから甘えています』
『仕事が嫌い。仕事は金のためだけにしてきた。だから金に困らなくなったから専業にすぐなった。快適すぎる』
寄せられたコメントでは、「仕事をすることが好きでないので専業主婦を選んだ」というものが目立ちました。仕事をするとやることが増えるため、なにかとストレスや疲れが溜まるでしょう。共働き家庭ですら、育児や家事はパパよりママの負担が多いご家庭のほうがたくさんあります。それならば、家のことに集中したいと思いますよね。
『働かなくても普通に生きていけるから。あと働くのが向いていないから』
『旦那の所得で十分やっていけるから』
ただ、自分の希望が通るのは、「旦那さんの所得でやっていける」から。これが最大の理由のようです。
旦那さんの希望。出張が多い場合や単身赴任の場合は特に
次に目立ったのは、「旦那さんの理由」で専業主婦をしているというものでした。旦那さんに所得があり、なおかつ家事や育児を手伝えないなどの事情がある場合は、夫婦で話し合って役割分担を決めているようです。
『うちは旦那が激務でしょっちゅう海外出張に行くので、専業でいてくれるか、私が働きたいなら下の子が中学生になったときにパートにしておいて欲しいと言われた。けど、このままいけば下の子が中学生になるかならないかくらいの頃には海外赴任(単身赴任)になりそうなので、そうなればずっと専業だな』
『夫と話し合って下の子どもが中学生になるまでは家にいることにしたから。夫は出張多いし、転勤族だし、家にいるときはいろいろと手伝ってくれるけれど、基本ワンオペだから。仕事と両立は辛いでしょって話になった』
旦那さんが家事育児を手伝えない環境にいる場合、負担を考慮して専業主婦を提案してくれることもあるようですね。
筆者の友人夫婦もそうなのですが、旦那さんが「男の人がいる場所はNG」「子どもを学童に頼むのはNG」「家のことが疎かになるのはNG」などといろいろ仕事をするにあたり条件をだすこともあるようです。
『夫の条件を全て満たす仕事(パート)先なんて見つからないから』
そのため働きたい気持ちはあるけれど、専業主婦をするしかないという方もいました。
専業主婦をしている方には、それぞれに事情があります。「専業主婦だからお気楽」などという概念を筆者は正しいとは思いません。専業主婦だからこそ、家事や料理などの手抜きをせず家のことをしっかりしている方も多くいます。
もちろんお気楽な暮らしをしている方もいるのかもしれませんが、それに文句を言うのは羨ましさから出た妬みという場合が多そうです。何を言われても気にしないのが一番なのではないでしょうか。
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