<夫と実母の関係が……>変わるべきは……夫でも母でもなく、私なのかもしれない!?【第3話まんが】
前回からの続き。私はイズミ。現在、育休中です。2ヶ月前に次女を出産し、産後は私の実家にお世話になっています。実家はわが家から車で15分ほどの距離。夫・ナオヤは仕事が忙しく、週末に休みがとれたとしても、長女と外出するだけ。正直なところ育児にはほとんど参加していません。私の母は娘や孫可愛さからか、夫を毛嫌いしているような気がしています。次女の産後、その関係性はますます悪化。
板挟みのストレスを抱えた私は、友人のヒカリに相談をしてみることにしました。
夫婦ともに共通の友人であるヒカリとタカヒロくん。わが家の様子をよく知っている間柄です。
子育ての先輩である2人を前に、私はここ最近の悩みを打ち明けました。母と夫の仲が険悪なこと、そして夫は実際の子育てにはほぼ参加していないのに、SNSでは自分をよく見せようとしていること。でもいまどきそういう旦那さんは多いのかもしれないし……。しかしタカヒロくんは……。
イクメンと言われることに違和感があるというタカヒロくんの言葉に私はハッとしました。もし夫がこの話を聞いたら、どう思うんだろう。子育ては夫婦でするもの。その考えが夫はもちろん、私にもあったかと言われたら自信はありません。話の途中、ヒカリのスマホには次々に通知が入っているようでしたが……。
周りからは何の問題もないように見える、うらやましいばかりに見える夫婦でもいろいろあるんですね。そして夫婦で、その状況を工夫して乗り切っているタカヒロくんとヒカリの様子も今回初めて知ることができました。お互いの親とのトラブルには、それぞれの子が間に入って対処する。よい関係を築いていくため、すごく大切なことなのかもしれません。きっとそうやって夫婦としての絆も強まっていくのでしょう。
これまでもタカヒロくんとヒカリは私にとって憧れの夫婦でしたが、今回のことを機に、さらに2人への尊敬が増しました。
私はヒカリを見て、私から夫への配慮が足りていなかったことを反省しました。ただ母と夫の関係性に不満を抱いているだけでは何も変わらない。母と夫の関係を改善するには、夫だけでなく母も、そして何より私が変わらなければいけないことに気づいたのです。でもどうやって……? 私はタカヒロくんとヒカリに協力をあおごうと思い立ちました。
原案・編集部 脚本・風沢氷花 作画・むらみ 編集・Natsu