締切間近!東京都018サポートの申請方法とポイントを解説
月額5,000円(年間最大6万円)を都内在住の0歳から18歳までの子どもたちに支給する「018サポート」。申請締切(※)が12月15日(金)と迫るなか、まだ手続きが完了できていない方もいるかもしれませんね。
東京都は「東京都018サポートポータルサイト」のシステムに改善や新たな機能の追加を実施しました。オンラインでの申請方法や申請に必要な書類についてわかりやすく伝える「チュートリアル動画」もあります。これまで手順が分かりにくくて諦めてしまった方々や、途中で中断してしまった方々は、具体的なポイントを動画で確認するとよさそうです。
実は、筆者自身も申請手続きの途中で何度か手が止まってしまった経験があります。その経験を踏まえて、申請時の注意点について詳しく紹介していきます。
最初にやるべきこと:申請方法を確認
まず申請するためには、スマホやタブレット、パソコンなどから「東京都018サポートポータルサイト」にアクセスします。(筆者が実際にPCでオンライン申請をしてみたところ、途中で申請に必要な書類やマイナンバーカードの読み込み作業などが必要となるため、スマホかタブレットからの申請の方が楽かもしれないと感じました。)すぐに申請作業をしたいところですが、マイナンバーカードを使って本人確認をする場合は途中で公的身分証の「TRUSTDOCK」アプリが必要になるので、事前にダウンロードしておくことをおすすめします。
注意すべきポイント1:必要書類を最初に確認する
次に、申請する際につまずきやすいポイントについて紹介していきます。まずは「必要書類・申請方法を確認」を確認してください。それぞれの注意点について詳しく説明します。
①申請者の本人確認書類
申請者本人のマイナンバーカード1点が必要です。マイナンバーカードを使用する際には、4桁の利用者暗証番号、または署名用パスワード(英数字6文字以上16文字以下)がそれぞれ必要です。複数回入力を間違えるとロックがかかる可能性があるため、注意して入力してください。
他の書類(運転免許証、パスポート、障害者手帳、在留カード、各種健康保険証、国民年金手帳)を使用する場合は2点必要で、そのうち1点は住所の記載があるものに限ります。
②申請者(保護者)と対象者(子ども)との家族関係を確認できる書類
申請には医療証、健康保険証、住民票の写しのうち1点が必要です。健康保険証を使用する場合は、券面に記載のある保護者が申請を行う必要があります。たとえば、被保険者氏名がパパで、申請者がママの場合、家族関係が確認できません。その場合は申請者であるママと子どもの情報が記載された住民票を用意しましょう。
③振込口座を確認できる書類
通帳やキャッシュカードなどのうち1点を用意します。口座の名義は、申請者でも子どもでもかまいません。WEB通帳、ネットバンキングの場合は、画面のスクリーンショット画像をアップロードすれば大丈夫です。キャッシュカードの場合は、カード表面の画像をアップロードしてください。またクレジットカード一体型キャッシュカードの場合は、番号を隠してからファイルをアップロードしてください。
注意すべきポイント2:対象者区分を事前に確認
申請する際によくあるのが、対象者区分の事前確認を怠ったり見落としたりすること。「必要書類・申請方法の確認」のボタンをタップすると質問が表示されます。順番に回答していくと、申請に必要な書類と申請時に入力する「対象者区分」が特定されます。対象者区分は申請時に入力するため、正確にメモしておいてください。質問の回答を間違えると区分が違ってくるため、必ずすべての質問を読み、間違いがないように確認しましょう。
注意すべきポイント3:申請手続きが途中で中断してしまった!
申請途中、用意していた必要書類を探しているうちに手続きが中断してしまったという人も。申請の途中でいったんページを離れてしまった場合、マイページ(「ログインはこちら」のボタンを押すと入れます)にある「申請途中の再開はこちらから」のボタンを押してください。申請再開後、また最初の利用規約の確認画面が出てきますが、「次へ」を押して進んでいくと、既に入力が済んでいるところは、入力内容が反映された状態で再開できます。
注意すべきポイント4:オンラインでの申請ができない……
もし、オンラインでの申請ができない場合は「東京都018サポートコールセンター」に連絡し、専用の申請書類を受け取り、郵送で申請することができます!
連絡先:東京都018サポートコールセンター
ナビダイヤル: 0570-082-018
対応時間:全日 午前9時~午後6時(12/29~1/3除く)
そのほかわからないことがあれば、コールセンターに直接電話して確認すること可能です。
初回の締め切りが迫っているので、急いでチェックをして、申請手続きを進めてみて下さい。子どもたちのために、ぜひサポートを受けてくださいね。
文・長瀬由利子 編集・編集部