<親友の説教にモヤる>デリカシーゼロの夫婦「夜がんばってる?」「何回シテるの?」【第3話まんが】
前回からの続き。最近のお話です。私はアミ、33歳です。夫のケンタは高校の同級生。長い交際期間を経て2年前に結婚しました。私の親友ユウコも同じく高校の同級生サトルと結婚していますが、すでに子どもが3人います。最近ユウコは会うたびに、やたらとがった言い方をしてきます。ある日ユウコとサトル夫妻の家に招かれた私たち夫婦。ユウコに酔った勢いで「まだ子どもできないの? ちゃんと夜がんばってる?」と言われてしまったのでした。
「私が教えた病院ちゃんと行ったー? もしかして予約もしてないの?」確かに私は以前、子どもが欲しいと思っていることをユウコに伝えました。でもケンタもいる前でその話題を持ち出すなんて……。あまりのデリカシーのなさに固まっていると、サトルまで口を挟んできました。
「もしかして妊活してるのか!? もっと頑張らなくちゃダメじゃんケンタ!」普段のサトルなら、言っていいことと悪いことの区別くらいつくと思うのですが……。間の悪いことに、サトルはすっかり泥酔していました。自分が何を言っているのか分からないまま、すっかりユウコの発言に乗ってしまっています。
え……先輩としてアドバイス? こちらが求めてもいないのに? 隣にいるケンタをちらっと見ると、すっかり気分を害している様子でした。うかつにユウコと子どもについての話をしてしまったことを後悔します。
真剣な口調ならまだしも酔っ払った勢いだし、まるでからかわれたり馬鹿にされたりしているみたいでいたたまれなくなります。やがてサトルは子どもたちに呼ばれて席を外しました。
「パパー、ゲームわかんない」「パパ、おしっこー」子どもたちの面倒をみるためにサトルがその場からいなくなった後も、ユウコはまだまだ私たちに絡んできます。
夫婦間の子どもの問題はデリケートな話のはずです。相談してもいないのにアドバイスしてきて自分のことを「先輩」と言うユウコの姿は、私にとって衝撃でした。本当に子どもができるのかできないのか、自分の身体を知ることすら怖くて動けない状態なのに。私の気持ちを全く察してくれないどころか、まるでからかうような言い方で……。今夜のことで私はいっそう傷つけられたし、ケンタまで傷つけてしまったことが私にはショックでたまりませんでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・古川あさこ 作画・りますけ 編集・井伊テレ子