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<お金ナイ!とは言えず……>裕福なママ友との付き合いで家計が苦しい……行く?断る?【前編まんが】

私(ユミ)は30代。年中の娘がいます。今は専業主婦です。これまで何度か夫の転勤についてまわっていたため、引っ越し先でもなかなかママ友ができませんでした。もしかしたら私の内気な性格も影響しているかもしれません。しかし娘が幼稚園に入園すると、少しずつ顔見知りのママができます。顔見知りのママとつかず離れずの関係がつづくなか、娘の習いごとを通して仲良くなったのがサオリさん。サオリさんは明るく行動的なママで友だちが多い人です。
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住んでいる町は、冗談まじりに「勝ち組」なんて言われるような地域。たしかに周りを見ると裕福なお宅が多いように感じます。いわゆる高級住宅街と呼ばれる地域なのでしょう。しかしわが家は転勤族で、会社から指定された借り上げの社宅に住んでいるだけ。とてもじゃないけど、もし自費だったなら、このエリアに家が買えるような家計の状態ではありません。よその家庭と比べる必要はありませんが、単純にわが家は、この地域に住む人ほど裕福じゃないのです。

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SNSにはサオリさんとほかのママ友たちが着物姿でランチをしている写真が……! そこに「今度はユミさんも一緒にね~」という言葉とともに、私宛にメンションまでついていたのです。そういえば少し前に、私はサオリさんから「体験だけでも」と着物教室に誘われました。しかし一度行ってしまったら、その後も続けなければならなくなる気がして、「予定があるの」と断っていたのです……。

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SNSを経由した私宛のメッセージ。サオリさんにそういうつもりはないのかもしれませんが、なんとなく着物教室に行くのを断った私への当てつけにも思えてしまいました。それにママ友同士のやりとりのはずなのに、SNSを通して公開で誘われるなんて正直「怖いな」とも思ったのです。

サオリさんと親しくなれたことはうれしかったですが、だんだんとつらくなってきたというのが本当のところ。何よりサオリさんとの付き合いを続けていると、わが家の家計は破産してしまいそうです。お財布事情が違うママ友とは、友達でい続けることはできないのでしょうか? そう思うと切なくもなりますが、このままでいてはいけないという気持ちがどんどん膨らんでいくのでした。

【後編】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・おんたま 編集・Natsu

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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