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<子の将来をツブす親>大人の事情に子どもを巻き込まない!「一緒に乗りこえよう!」【第4話まんが】

前回からの続き。私は夫のユウスケと中学1年になる息子、エイトとの3人暮らし。夫には離婚歴があり私とは再婚です。エイトは陸上部で頑張っていて将来有望な選手です。そんな折、夫の口から「エイトに陸上をやめてほしい」との言葉が出ました。理由はエイトの名が知れ渡ると、自分の前妻が嫌な思いをする可能性があるから。そして昔、夫が前妻に迷惑をかけたことに対して、埋め合わせを求められるかもしれないからというもの。私は悩んだ末に、どう対処するか決めました。
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部活を頑張っているエイトの行動や気持ちを無視するのは、母としてできません。ユウスケにも自分の言い分がどれだけ身勝手なのか、気づいてほしいのです。
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エイトの気持ちを無視すれば、家族仲良く暮らすのも難しいでしょう。私たち夫婦がエイトから嫌われても仕方のないことを、夫は意見しているのです。
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夫の言い分には、大切な「エイトの気持ち」がすっぽりと抜けてしまっています。息子の気持ちを大切にできないのに、平穏を考えるなんておかしいのではないでしょうか。

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私は考えていたことや感じていたことを思い切ってユウスケにぶつけました。同時に、なぜユウスケがそんなに前妻のことを気にするのかわかってきたように思います。

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ユウスケは、はっとしたのか自分の気持ちに気づいたのか、表情が変わりました。

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エイトの活躍で、ユウスケは半ばパニックになって暴走していたようです。ユウスケはようやく落ち着いて、自分が何をしようとしていたか気づいたようでした。

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息子に部活をやめてほしいという考えを、夫に見直してもらいました。夫の言うとおり、誰かに迷惑をかけた場合はその人の目に触れないようにするという考えもあるのかもしれません。ただしそれは自分自身の話であって、子どもにそれを押し付けるのは違うと思います。ユウスケの前妻が、今現在ユウスケをどう思っているかはわかりません。夫の現在に対して複雑な気持ちを抱いているかもしれないし、気にもしていないかもしれない。どちらだったにせよ、私は妻として夫の過去の過ちに寄り添います。しかし子どもには、親の過去に縛られることなく生きてほしいです。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・ササミネ 作画・魚師 編集・塚田萌

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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