<10万で1か月同居>息子の成長「誰かが我慢して成り立つ生活は違う」負けない!【第10話まんが】
前回からの続き。わたしはチヅル(45歳)です。一人息子のショウヘイ(17歳)が高校の寮に入っているため、現在旦那のトモアキ(45歳)と一軒家に2人で暮らしています。つい最近、自宅の全面改築をおこなっている義両親と、1か月ほど一緒に暮らすことに。義父と大喧嘩の末私は、荷物をまとめて車で自宅を後にしました。その後、隣県に住む息子と一緒に自宅に戻ることになりました。自宅では旦那と息子が義両親に強気の対応をとってくれて、ようやく出て行ってもらうことになりました。
「誰かが我慢してうまくいくのはちがうと思うよ」「負けないで」とショウヘイにエールをもらいました。さらに、旦那であるトモアキには届かないところで、こっそり「俺は母さんの味方だから。母さんの選んだ道についていく」と話していたのです。「ありがとう」と感謝の言葉を残し、私たちは寮を後にしました。
ショウヘイを寮に送り、親ではなく夫婦になる時間。義両親が家にくる前は、なんの問題も感じていなかった時間です。しかし……。
私の心はもう変わっていました。
「お義母さんがショウヘイを巻き込んだ時点で、本気で怒ってくれたのは親として合格だと思う。でも、私が苦しんでいるときに、さほど熱くなってくれなかったのは……旦那として不合格だと思う」私は今後あなたを信頼できないということを正直に伝えました。
「本当に、本当にごめんなさい……」私の言葉を聞き、反論をするでもなくただただ謝り続けるトモアキ。もう、前と同じには戻れないのです。私のカバンの中には、まだ「離婚届」が入っています。
義両親とは当然今後は絶縁です。ちなみにハウスクリーニングをおこなうことと、ソファを買い替えることは本当に進める予定です。ショウヘイが大学を卒業するまでは離婚はしない……つもりでいます。しかしいつ離婚しても「大丈夫」と思えるよう、これからは自立できるぐらい仕事をしていくことにしました。(とりあえず、働きまくって収入を得よう!)という目標ができました。今後は息子の幸せと私の自立、夫婦についてしっかり向き合って、生きていこうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・まゆか! 編集・横内みか