<嫁イビリの対処法>「厚かましい嫁」に進化。悪口に動じない!うそ泣きもお手のもの!【後編まんが】
前回からの続き。私はハルコ。嫁いだ先のお姑さんは、とにかくでしゃばりのやりたがり。結婚式の打ち合わせや新婚旅行にまでついてくるツワモノ。はじめての出産・育児のときには古い時代の育児の方法で指示され、心底嫌な気持ちになりました。しかしそんな義母は口も手も出しますが「お金」もしっかり出すタイプ。本当なら絶縁したいほど苦手な相手ですが、ここは義母をおだてて気持ちよくお金を出してもらおう! と「厚かましいけどどこか憎めない嫁」を演じることに決めたのでした。ある日、義両親宅にお邪魔すると……。
義母は誰かと電話中。私が来たことに気づかず嫁の悪口を言っているところでした。
これまでの義母は、ご近所さんに「いい嫁」と自慢するほどだったので、表面上はご近所で評判の仲良し嫁姑の関係でした。
なんだかんだ文句を言いながらも、自ら好んで口も手もお金も出してくれていると思っていた義母でしたが、本音は……。そっちがその気なら、こちらだって。「え〜んっ」
「うちの嫁はいい嫁! ……なんて言い過ぎると自慢ばかりで嫌な感じですもんね〜。わかりますわかります!」
ニッコリ元気に「義母の逃げ場」を作ってあげる、優しい私。ホッとした様子で「そうなのよ〜」と返事をする義母。
「なーんてね」表面上、仲直りしたふりをして心のなかでは冷めています。きっとどんなにいい嫁を演じたとしても、近所には自慢しながら友だちには文句を言っているはずです。それならうまく対応して、気持ちよく援助してもらったほうが得だと思いました。
お金にゆとりがあれば、心にもゆとりが生まれると思うのです。自然に義母にも優しくなれます。
出会ったころは高圧的で過干渉な義母に悩み続けていました。しかし、自分の考え方を変えれば大丈夫! と前向きになれたのも義母のおかげ。こうして義母との出会いから15年経った今、「厚かましい嫁」が誕生・完成したのでした! これからも末永くよろしくお願いします、お義母さん!
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・ゆずぽん 編集・秋澄乃