<断れない夫……>無意識に私を我慢させる夫「失った信頼は取り戻せない」私の結論【第11話まんが】
前回からの続き。最近の話です。私(サツキ)は現在第一子を妊娠中。ある日夫のユウスケが、妹レイナちゃん一家を泊めてあげると勝手に約束していたことが分かりました。義母まで「家族は助け合うもの」と説教してきて、何度も断ったのですが埒が明きません。なので私も当日は実家の両親を呼んだのでした。ここからは私とユウスケの最後の話し合いの幕開けです。
「他人がいると寛げないからホテルの方が気が楽だって」しゃあしゃあとユウスケがレイナちゃんの言葉を伝えてきました。違和感はないのでしょうか。それは先月私があなたに訴えた思いと同じなのに……。
私はユウスケにとって軽んじても良い存在。おおかた「あとでサポートすれば大丈夫」だと思っていたのでしょう。ずいぶんと舐められたものです。
「ユウスケは結局血のつながりのある義実家の人たちの方が大切で、だから妊婦である私の身体を気遣うよりも、レイナちゃんの旅行を優先したんでしょ?」口にするとユウスケは否定しました。謝罪もしていたかもしれません。しかし私は言葉をさえぎって話続けます。
「そうやって少しずつ「信頼」が積み重なって、その「信頼」の年月が血の繋がりよりも濃い「夫婦」を創っていくんだと思っていた」「それは、もちろんそうだと思……」「もういい」私はもうユウスケの意見を聞く気はないのです。
「逆に聞くけれど、私はあなたとこれからどうやって一緒に子育てをしていけばいいの?」私はさらに続けます。「私が一番寄り添ってほしかったのは、今回だった。だから何度も訴えたの」
「信頼を失った人の「頑張る」ほど、信用できないものはないの」引き止められても、謝罪をされても、もうユウスケの言葉は私の心に届きません。
こんなことで離婚? そう思う人もいるかもしれません。けれど私にとって「どうしても無理」と感じる一線が今回のできごとだったのだと思います。ユウスケは私の気持ちを分かってくれなかっただけでなく、「これくらいなら大丈夫でしょ」と妊婦である私の身体も軽視していました。それが何よりも悲しかった……。夫と別れて、これから大変なこともたくさんあるでしょう。けれど生まれてくる子どものためにも、前を向いて生活をしていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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