<夫と義母が……!?>セフレから突然の連絡……「認知して」は!?【第8話まんが:不倫夫の気持ち】
前回からの続き。俺はトモキ。周りから見たら順風満帆な人生だが、育った家庭は両親ともに不倫。結婚に夢が持てなかった。けれどマイコと出会って、「俺も幸せな家庭を築けるかも」と希望を持てるように。マイコと結婚して幸せな毎日を送っていた。しかしマイコが妊娠を機に退職したことから、自分ひとりで家族を守れるのかプレッシャーを感じるようになってしまった。そのストレスから逃れるために、俺は取引先の女性サオリと何度か関係をもった。もちろん「遊び」と割り切った仲。実際、マイコの出産間近になると俺から連絡することはなくなり、サオリからも連絡はなかった。
「あなたの子どもを産みました。認知してください」青天の霹靂とはこのことだ。どうしたらいいのかわからない。
妊娠したことも知らなかったのに、急に「あなたの子です」と言われても受け入れられない。俺は避妊はしていたはずだ。……とはいえ、まったく可能性がないとは言い切れず。
彼女からは「認知して欲しい」という催促のメールが頻繁に届くようになった。この状況は俺にとっては本当に面倒だった……。日々の忙しさに加え、連絡の対応もしなければ。将来的にはどのように対処すればいいのか、決められずにいた。ただ、俺はマイコに知られまいと必死だった。けれど……。
「私だって離婚なんかしたくない! けれど無理なの! トモキやお義母さんに裏切られ続ける毎日に、もうこれ以上耐えられないの……!」
マイコに離婚を求められ、俺は絶望の淵に立たされた。これは俺にとって一番避けたかった選択だった。かつて母さんが泣いていた姿とマイコの姿が重なって見え、(ああ、俺は父さんと同じことをしてしまったんだ……)とさらに気持ちが沈んだ。マイコはもう全部知っている。証拠も集めてあった。もう、“なかったこと”にはできない。俺は離婚を受け入れるしかなかった。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・善哉あん 編集・Natsu