いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

子どもの登校中にハプニング発生!旗振り当番の役割はどこまで?子どもたちに解決させるべき?

001_ママ(単体)_わたなべこ
子どもが安全に登校できるように、保護者が交差点などに立つ旗振り当番を担当している地域や学校もあるでしょう。普段は何事もなかったとしても、自分が当番のときにトラブルが起きてしまうこともありますね。ママスタコミュニティのあるママの場合も、対応に悩んでしまったようです。

『子どもの小学校では保護者が旗振りをします。登校班で登校しているときに娘の同級生が泣き出して、その場から動かず、何を聞いても話してくれませんでした。そのままではみんなが遅刻をしてしまうので、他の子たちは先に行かせて私がお母さんと学校に連絡しました。私の対応は間違っていましたか? 副班長さんにその子についていてもらい、班長さんは学校に行って先生に迎えにきてもらった方がよかったですか? 旗振りの親はどこまで対応すればよいのかなと疑問に感じました』

投稿者さんが旗振り当番のときに、子どもが泣き出してしまうハプニングがありました。理由もわかりませんし、その場から動こうとしなかったとのこと。対応に悩んでしまいますよね。投稿者さんの場合には学校と保護者に連絡をしたようですが、後になってこのような場合は班長さんと副班長さんに任せた方がよかったのかと思ったそうです。旗振り当番の親はどこまで対応するのか疑問を感じていますが、他のママたちからもコメントが寄せられています。

投稿者さんの対応がベストだったのでは?

『こういうことがあるから旗振り当番は必要だなと思うけれどね』

『投稿者さんがいてくれたおかげでその子も何事もなくてよかったね』

もし子どもだけだったら、学校まで連絡をしに行くか、泣いている子の家まで行って親に連絡することになったでしょう。そう考えると投稿者さんがいたからこそスピーディに連絡ができて、学校や親もすぐに対応ができたのではないでしょうか。その状況での投稿者さんの判断は決して間違いではないとの意見も多く見られました。

班長・副班長が遅刻するのも違う気が

『班長や副班長とはいえ子どもだし、副班長と泣いている子だけ残して他の子を学校に行かせるのも気が引ける』

班長さんや副班長さんが学校から登校班でハプニングが起きたときの対応を教えられていれば対応ができるかもしれません。でも、班長さんや副班長さんも焦りや不安を感じてしまいますよね。時間ばかり経って、登校班のみんなが遅刻してしまう可能性もあったでしょう。
あるいは副班長さんと泣いている子をおいて班長さんたちが先に学校に行く方法もあったのでしょうけれど、そうなると副班長さんへの負担が大きくなってしまいます。子どもだけで対応させるのは難しいかもしれませんね。

他のママたちならどう対応した?

学校に連絡をする

『うちの学校は、何かあったら学校に連絡する決まりだから学校にだけ電話する。保護者には自分から連絡はしないかな』

『具合悪くて動けない場合は、学校に連絡してどうすればよいか判断を仰ぐ。今回はたまたま親の連絡先を知っていたみたいだけれど、親の連絡先がわからないケースがほとんどだと思う』

投稿者さんは学校と保護者の両方に連絡をしましたが、学校だけというママたちもいます。もともと旗振り当番のときに何か起きたら、まずは学校に連絡をする決まりになっている場合もあるそうです。保護者同士が連絡先を知らない場合も、学校に連絡をし、学校から保護者に連絡をした方がスムーズとなるでしょう。

保護者に直接連絡をする

『私だったら親に電話をして迎えにきてもらう。体調が悪いにしても機嫌が悪いにしても、どちらにせよ親に対応してもらうしかない』

学校に連絡することがルールでなく親同士が連絡先を知っているならば、直接親に連絡をして対応してもらうこともできますね。親に迎えにきてもらい学校まで一緒に行ってもらったり、状況によっては学校を休んだりできるかもしれません。親しか判断できないこともありますから、親に直接連絡した方がスムーズと考えることもできそうです。

状況に合わせて柔軟に対応していこう

『旗振り当番は、そんなにガチガチに考えてしなくてよいと思うよ』

旗振り当番にある程度のマニュアルがあるならば、それに従って対応することになるのでしょう。でも、それがない場合もありますし、状況によってはマニュアルが機能しないこともあるのではないでしょうか。そうなると、その場にいる旗振り当番の判断が必要になってきますね。今回の場合は、投稿者さんの判断によって泣いている子の親に迎えにきてもらい、他の子どもたちも無事に学校まで行けましたから、それが最善の策だったと考えてよいのではないでしょうか。対応の仕方に「正解」はないですから、臨機応変な対応が求められそうですね。

文・こもも 編集・塚田萌 イラスト・わたなべこ

【つぎ】の記事:<優しい?義母が招いた惨事>ありがたい申し出「面倒見てあげる」娘を2週間預けたら?【前編まんが】

こももの記事一覧ページ

関連記事

旅行が苦手なわが子。子どもが小学生のうちにたくさん家族旅行をしたい!楽しい旅にする方法は?
子どもが中学生くらいになると、勉強や部活動、習い事や友だち付き合いなど、なにかと忙しくなるでしょう。家族みんなで休みを合わせて出かけたり、旅行へ行ったりすることも難しくなってきますよね。しかも...
<LINE交換拒否>【後編】連絡先を教えてくれない保護者。でもその子を仲間外れにするのはやりすぎ
前回からの続き。投稿者さんは小3の子どもを持つママ。わが子と仲のいいお友だちが頻繁に家に遊びに来ることもあり、その子のママにLINEを聞いてみることにしました。しかし相手は「トラブルが怖いから...
<普通?普通じゃない?>1年生娘への圧「先生怖い……学校行きたくない」対応に悩む【第1話まんが】
私(久枝)は現在フルタイム正社員で働いています。夫の母と同居しており、夫、小1の娘(加奈子)と4人暮らし。家計は私と夫が受け持ち、義母が家にいてくれるので、私たちが帰宅するまで加奈子の面倒を見てくれて...