<20万が無駄に……!?>部活辞めたい娘「せっかく高い楽器買ったのに!」【第3話まんが】
前回からの続き。
最近の話です。私は夫と中学3年生になる娘・ナオとの3人暮らしです。ナオは公立中学の吹奏楽部でクラリネットを頑張っています。娘の吹奏楽部は有名で、部活はなかなかハード。親として応援したいと思っていました。さらに「高校に入っても吹奏楽部で頑張りたいから、新しい楽器を買ってほしい」と懇願されて、私たちは春休みに20万円の楽器を娘に買い与えたのでした。しかしこれからもっと頑張ってほしいと思っていた矢先、ナオは部活を辞めたいと言いだして……?
前日、車の中で泣いていた娘。そのことが関係あるのでしょうか、表情は暗いです。土曜日の部活に行くどころか、「部活を辞めることにした」「もう、ここでいいかなっと思って」と言ってきます。親からすれば、「ここでいい」ではなく、「これから」だと思ってしまいます。
娘は私のほうをほとんど見ないまま、「今日は行かない」と言うのでした。
いったんナオの部屋から出ることにしました。ナオの様子をうかがう夫に、「部活を辞めることにした」ではなく、「今日はお休みする」ことだけを伝えます。
それでも昨日のナオの涙を知っているからか、察するところがあったのでしょう。夫は「自分に負けるなよー!」と声をかけます。ナオからの返事はありません。私は様子を見ようと思い、この日は部活を休ませました。
そして月曜日……。いつもなら部活で遅いはずのナオは、ずいぶん早くに帰ってきました。
「辞めるって言ってきた」……娘の土曜日の言葉は本気だったのです。
ナオは詳しい事情を語りません。「つまらなくなっただけ」と言いますが、本当にそうなのでしょうか? ナオのことが急によくわからなくなってしまいました。
春休みに楽器を買ってあげたとき、高校でも吹奏楽を続けたいと言っていました。
なんでこのタイミングで部活を辞めると言いだしたのか……。せめて理由を教えてほしいと思いました。そうじゃないと納得できないし、そもそも部活を辞めてしまうのなら、あんなに高い楽器を買うことはありませんでした。「もったいない」の一言に尽きると思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子