料理担当は旦那さん。「子どもは母の味を知らずに育つんだね」と周りから嫌味を言われた……なぜ?
旦那さんも家事や育児をする時代になりつつあるとはいえ、毎日の食事作りはママの担当というイメージが残っている場合もありますよね。だからこそ、旦那さんが料理をすると周囲から心無いことを言われる場合もあるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『うちの料理担当は旦那。料理をするのが好きだから、私は朝食のパンを焼く程度。キッチンに何が常備されているか、調味料が何種類あるかも知らない。息子がいるけれど、母親の味を知らずに育つんだとたまに嫌味を言われる。世の中、料理は女の役割という思い込みがまだまだ根深いよね。しかも私にチクリと言うのは全員女の人ばかり。なんでそんなこと言うんだろうね。男も作れた方がお互い楽になるのに』
投稿者さんの家庭では、料理担当は旦那さんです。旦那さんは料理好きで率先して作るようなので、投稿者さんは邪魔をしないようにしているのかもしれませんね。でも、周囲の人たちは快く思っていないようで、厳しい意見を言われることも。それに納得できない投稿者さんですが、男性が料理をすることについては明るいコメントも寄せられています。
男性が料理をするのは不自然なことではない
『うちも夫の方が断然料理上手。今日の夕飯もほとんど夫が作った』
あるママの旦那さんも料理が上手なので、美味しい夕ご飯を作ってくれたそうです。料理が得意ならば、作っている旦那さん自身も楽しいのでしょうね。
『レストランのシェフは男性の方が多いイメージだし、男か女かという感覚はない』
また、男性が厨房に立ち料理を作っているレストランも少なくありません。むしろ、シェフや板前さんは、男性の方が多い印象があるかもしれませんね。もちろん女性も料理人として活躍していますから、料理の世界では男女の区別をする必要はないのでしょう。
子どもの言葉を嬉しく感じる瞬間がある
『旦那が作るのはアリだけれど、私はお母さんが台所に立ってご飯を作っている姿も子どもにとって特別だと思うよ。お母さんのハンバーグが1番好き! と言われると、やっぱり嬉しい』
旦那さんが料理をするとしても、ときには母親もキッチンで料理をしてもよいのかもしれません。あるママの場合には、子どもに美味しいと言われることに喜びを感じるようです。作る料理のレパートリーは少なくても、子どもが大人になっても「作って」とリクエストしてくれるメニューを持っていると、親子の思い出がひとつ増えそうです。
周囲が嫌味を言うのはなぜ?
『ひがみでしょ。本当は料理をしたくないのにやらされていて、料理してくれる夫がいる投稿者さんうらやましいのよ』
「母親の味を知らずに育つ」と投稿者さんに言う人は、自分が毎日料理をしていて苦しく、投稿者さんのような環境にないからではないでしょうか。率先して料理を作る旦那さんがいる投稿者さんが恵まれていると思えて、羨ましい気持ちがあるのでしょう。素直に「羨ましい」と伝えられないので、嫌味を言ってしまうのかもしれません。
料理は得意な方がすれば問題なし。子どもには「家庭の味」があればよいのでは?
『できる方、やりたい方がやればみんな幸せじゃんね。母親の味でなくても、父親の作る家庭の味を知っているからいいじゃん』
母親が料理をほとんどしないと、「母の味」の種類が少なくなってもおかしくありません。でもそんなことは気にせず、旦那さんが料理好きで積極的に作ってくれるならば、全部任せてしまった方がお互いにメリットが多そうです。
家事をするにあたっては、男性だから、女性だからという考えで分けるのではなく、「得意な方をやる」という方法もとれます。そして作られる料理を「家庭の味」にしてみてはいかがでしょうか。もしかしたら、これからも周囲からチクリと言われることがあるかもしれませんが、気にすることなく「家庭の味」を守っていけるとよいですね。
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