<反抗期!母のココロ壊れる……>「家に帰れない」息子の反抗期に耐えられないなんて【第5話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私はユミコ。1人息子のショウゴと夫(アキオ)と生活しています。思春期を迎えたショウゴの反抗に日々頭を悩ませていますが、夫は「年頃の男子なんてそんなもんだ」と取り合ってくれません。ある日いつものように反抗的な態度をとる息子にプッツリと糸が切れてしまった私は、家事を投げ出し荷物をまとめ、数日帰らないつもりで家を出ました。そして、最寄りの駅から2つ隣のターミナル駅にあるビジネスホテルに宿泊することにしたのです。
目を覚ませば明け方5時。お風呂にも入らず、メイクも落とさず寝てしまっていたようです。夫もさすがに私が家を出ていくとは想像していなかったようで、不在着信が30件近くたまっていました。「今どこにいるの?」「無事だよね?」などのメッセージも届いており、私は慌てて返信します。これまでいくら夫婦喧嘩をしても、ショウゴともめても家出まではしたことがなかったためかなり心配しているようでした。
自分の息子の反抗期に耐えられないなんて……。母親として情けない。けれどいくら親だからといって何を言っても許されるわけではありません。ショウゴからの言葉の数々を思い出すと、体が家に帰ることを拒絶します。ひとまず今日の夜、話し合いのため、夫に私が宿泊しているホテルまで来てもらうことにしました。
「ユミコ、ごめん。ショウゴのことでこんなにもユミコが抱え込んでいたなんて思わなくて……」夫はひどく落ち込んでいました。
私は自分の思いを夫にぶつけます。「あなたもここ最近のショウゴの私への態度を見ているでしょう? ショウゴにもう耐えられない。今はショウゴのことを考えるだけで震えが止まらなくなる。自分の子どもなのに、今はあの子が嫌で嫌で仕方がないの……」本音とともに涙が止まらなくまります。
ショウゴの暴言や反抗的な態度の数々を思い出すと、手足の震えが止まらなくなり、動悸で息苦しくなってしまうのです。夫には「しばらくショウゴのことをお願いします」と伝え、私は落ち着くまでこのままホテルに滞在することを決めました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・りますけ 編集・井伊テレ子